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おぢばにおかえり
第六十九話 先輩達と会ってもその十五

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「いんねんよ、そこまでいくと」
「嫌な人に会ってきたことも」
「そう、親神様のお引き寄せでね」
「そこから僕がどう学ぶかですか」
「今のところ物凄く悪いことになってるけれどね」
 その全肯定か全否定しかなくて否定すると悪意を剥き出しにして行動にまで起こすところはまさにです。
「それでもね」
「しっかりと自覚して」
「なおしていってね」
「悪いんねんを白いんねんにするんですね」
「そうしてね、というか新一君いい人にも出会ってきてるわね」
「はい、物凄く」
 今度は明るいお顔で言ってきました。
「幸せな位に」
「いい人にも沢山会ってきて」
「それでそうした人達はです」
「全肯定なのよね」
「そうですね」 
 新一君も真剣な感じでした。
「そうした人達は」
「それでそうした人達に悪いことは言わないのね」
「絶対に」
「そうよね、好き嫌いが激し過ぎることは」
 そろそろ詰所に戻ってきました、その中で言いました。
「やっぱりいんねんの中でもね」
「魂のいんねんですか」
「そうだと思うわ」
「そうですか」
「あと親戚の人にもそんな人いる?」
 好き嫌いの激しい人がと尋ねました。
「新一君に」
「うちの父とかが」
「そうなのね」
「やっぱり全肯定か全否定です」
「お父さんのそれもあるかもね」
 こうも思いました。
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