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次の日、男子がグラウンドを使って、私達は隅っこでキャッチボールしていたら、先生が
「鈴花 キャッチヤー 香澄の球受けろ オーカはファーストミット 美智佳とキャッチボール オーカはフライを投げろよ 外野の練習 あぁ 真珠 又 バッター立ってくれ 振っても良いけど、打つなよ」と、指示してきた。
「誰かが、怪我したら、交代要るやろー そのための練習」と、言って居たので
「なぁ 先生 ウチのとこは?」
「あぁー 真珠は根性あるから、怪我しても続けるから、大丈夫ちゃうかー」
「あんなぁー 先生 ウチは根性無いし 怪我したら、できひんでー」
「アッハッハッハ その時は、鈴花が何とかするよ それに、柚子葉が結構いけるぞー」
その日、久し振りに昂君と一緒に帰っていた。
「昂 なんか 食べて行こうよー」
「真珠 本当に 食いしん坊 なんだなー」
「うーん お腹 すいちゃうんだものー でもね 一時に食べる量はしれてるんだよ」
「今日は 何 食べたいんだ? 肉か? 寿司が?」
「アホッ コロッケパン」
コンビニで昂君が「小遣い無いんだろー」って、買ってくれた。公園で二人で食べていたんだ。そーしたら、突然、昂君が
「真珠 お前、オッパイ 大きくなったんかぁ―」
「昂 やっぱり ウチのこと見てくれてるんやー あのね 練習の時、受け損なうと胸に当たって痛いやんかー ほんでね パット厚いブラしてんねん でもな 成長もしてるよ 心配しないでー」
「誰が心配してんねん そー やったんか 大きくなったんかなって 女の子だと、色々大変やのー」
「そーやでー 夏でも、スパッツ穿いてるやんかー 暑くてね 内緒やけど、鈴花なんか下はTバックなんやてー」
「ウゥー 真珠もかー」
「ウチはちゃうわー そんなん、お母さんに叱られるやん バカ」
「そーだよなー まだ、パンダパンツなんか?」
「ちゃう ゆうてるやろー そんなん もう穿いてへんわー 昂 最近、ウチのパンツ 見られへんから、口惜しいんやろー」
「べつにー しゃーないやん」
「だよねー そのうち機会あったらね! 今年は、キャンプも行かないみたいやから、ウチのカモシカみたいなナイスバディ見れないから、残念やねぇー 昂」
「真珠 お前 俺を誘惑してんのかー? そのバン代 返せ」
「あーぁ どうか 私は、貴方様にぞっこんなんです どうか、それだけは・・・」
「アホ!」
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