第六百五十五話 それでも真似るその五
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「韓国寄りの奴はいなかった」
「一人もな」
「韓国寄りの奴は調べてだ」
秦郁彦という人物は現地で聞き取り調査すらしている。
「そしてだ」
「その結果ないと言ったな」
「そうせずともだ」
現地調査までせずともだ。
「それでもだ」
「わかることだな」
「そうだ、当時の状況を考えるとな」
「娼婦の人達を雇った」
「それだけのことだ」
慰安婦の証拠の書類がある新聞社の一面に出た、だがそれが悪質な業者がいるので取り締まる様に書いたものだった、それを軍が関与していたと強引に主張したのだ。ある大学の教授が見付けたという。
「そしてもうその嘘は明らかになってな」
「日本では断罪されているな」
「嘘を吹聴してだ」
慰安婦のそれをだ。
「工作をしていた連中はな」
「悪質な工作員と断定されている」
「歴史的な悪人とはっきりしている」
まさにというのだ。
「そしてだ」
「歴史に書き残されてだ」
「墓も暴かれてだ」
これは連合の常だ、悪人の墓はそうなるのだ。
「骨は粉々にされてだ」
「この世から消された」
「像まで築かれてな」
これもまた連合の常だ。
「攻撃され続けている」
「殴られて蹴られてな」
「そうなっているが」
捏造であり悪事であったことがはっきりしているがというのだ。
「それがだ」
「韓国ではだな」
「今もだ」
「真実だったと言われているな」
「まだな」
「おかしなことだな」
タムタムはここまで聞いて述べた。
「実に」
「そうだな」
「嘘だとはっきりしていることでもだ」
それでもというのだ。
「千年以上経っても言われるとはな」
「それが韓国だ」
「日本のことならか」
「そう言われる、もう嘘を吹聴した新聞社もないが」
それまでの嘘が知れ渡り糾弾されて関係者は全員処罰されたうえでだ、多くの者が死刑になっている。
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