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「瑠璃 健太があんた援交してるんちゃうかって 会社の人があんたと年上の人が仲良く買い物してるとこ見たんやって」
「ううん そんなん ちゃうよ たまたま買い物に付き合ってもらっていただけやー」
あの時、誰かに見られたんや 私、ブーツを買うんでチーさんと・・。
でも、最近、夜になると私は考え込んでしまっていた。
あの人が欲しい。して欲しいって思うことも。あの快感を思い出してしまう。だけど、やっぱり、不倫なんやろなー。私には、普通にいつも側に居たい・・優しいあの人と・・私にしたら、恋してるだけ。抱いてもらえたら、それだけで良いんだ。あの人が好き。
やっぱり、他人からしたら、許されないことなんやろーな。あの人の奥さんにも悪いよねー。主人を誘惑するふしだらな女なんやろなー。
会っているとそんなこと忘れてしまって、楽しいんだけど、いつも、別れた後、後悔しているのだ。やっぱり ウチは いけない女の子なんよね
いつまでも、こんなことしていたら、ダメなんよね。私は、ずーと、このままでも良いんだけど・・初めて、好きと思った人なんだもの
結局、ズルズルと関係は続くのだけど、私は、あの人とのことが会社にばれると彼の立場も悪くなると思ったので、退職届を提出したのだ。彼も、あえて反対しなかった。
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