第一章その五
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「それで今この子達と一緒に都まで行くつもりだったの」
「そうだったんだ」
「この子達が都のオズマ姫達にまたオズの国に来たから挨拶に行きたいって言うから」
それでというのです。
「私もね」
「一緒にだね」
「行くつもりなの」
「これまた丁度いいね」
王子は王女のお話を聞いてあらためて言いました。
「僕も行くつもりだったんだ」
「エメラルドの都に?」
「そうだよ、招待しているって言ったね」
「ええ、そうね」
「それでだよ」
「都の方にもなのね」
「行ってね」
そうしてというのです。
「皆を誘うつもりだったんだ、これまでは北の国々を巡って」
「ハイランドとかローランドを?」
「それで招待して回っていたけれど」
「それが終わって私もなのね」
「招待しに来たんだ」
「そうだったのね」
「それで王女からはいいって言ってもらったし」
王子は笑顔で言いました。
「今度はね」
「この子達ね」
「どうかな」
王子はあらためて五人に尋ねました。
「それで」
「はい、まずはエメラルドの都に行って」
「それからお願いします」
「パーティー宜しくお願いします」
「楽しみにしています」
「お招きうけさせてもらいます」
「それは何よりだよ、では一緒にね」
是非にとです、王子は五人の源氏に笑顔で頷きました。
「行こうね」
「まずは都まで」
「そうしてですね」
「そこからリンキティンク王の国まで行って」
「そうしてですね」
「お国に着いたら」
「そこでパーティーだよ」
笑顔のまま応える王子でした。
「だから是非行こうね」
「わかりました、ただ」
ここでカルロスがあることに気付きました。
「今回リンキティンク王は留守番ですか」
「そういえばおられないわね」
恵梨香もこのことについて言います。
「いつも王子とご一緒なのに」
「王子は一人で旅をされていたんですか?」
神宝は王子に尋ねました。
「そうなんですか?」
「それでリンキティンク王は留守番で」
ナターシャも言います。
「今はお国におられるんですか」
「あの人が留守番って珍しいですね」
ジョージはこう思いました。
「どうにも」
「いや、実はね」
王子はジョージに答えました。
「あの人もあの人でね」
「招待されているんですか」
「元々僕にパーティーを開いてみたらと言ったのはあの人だしね」
そのリンキティンク王だというのです。
「そうしてみたらって」
「そうなんですか」
「うん、あの人は海の方を巡ってね」
オズの国のというのです。
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