第四百九十三話 白い敵その十二
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「ですから采配もですぞ」
「経験があって」
「全力でやらせてもらいますぞ」
「そういうことですね、ではお願いします」
「うん、御成さんの言う通りにしていこう」
ランガも戦いつつ言う。
「今回はね」
「二ノ宮さんの時と同じく」
「そうしていこう」
「はい、そうして戦っていきましょう」
「皆さん、戦いはいい状況ですぞ」
御成はこうも言った。
「ですから頑張って下さい」
「おう、御成の言う通りだぜ」
ユルセンも言ってきた。
「皆言い状況だからな」
「このままですね」
「頑張れよ、そしてな」
「最後まで、ですね」
「戦ってくれよ」
「最後まで立っていれば勝ちですぞ」
御成はこうも言った。
「ではそれを目指して皆で戦っていきましょう」
「皆で、よね」
ランガは笑って応えた。
「それは」
「左様ですぞ」
御成はその通りだと答えた。
「無論」
「そうよね」
「ではこのまま」
「指揮お願いね」
「引き受けましたぞ」
「よし、俺も休むからな」
ユルセンはこのことを決めた。
「後は頼むぜ」
「僕が御成さんのサポートするね」
「頼むぜ、俺は実は猫だからな」
ユルセンは自分の身体のことも話した。
「だからな」
「猫はよく寝るしね」
「そうした生きものだろ」
「そうだよね」
「だからな」
「うん、寝てね」
「そうするな」
こう言って実際にだった。
ユルセンは睡眠に入った、猫の身体に戻ってそのうえで寝た。そうしてランガはその後を受けて御成を助けた。
ジャベルも戦っている、そうして多くのオルフェノク達を倒すが。
隣にいる魔王は自分達が倒している彼等を見てジャベルに言った。
「暴走はしないの」
「そして巨大化することはだな」
「これまで一度もないけれど」
「これまでの戦いではなかった」
一度もとだ、ジャベルは共に敵を倒しながら答えた。
「それはな」
「そうなの」
「他のライダー達も仲間達も言っている」
「他の世界の」
「どうやらスサノオがそうさせていない様だ」
「暴走されることは」
「暴走したオルフェノク他の怪人達もだが」
他の種族の話もした。
「暴走すると巨大化してだ」
「もう完全に獣」
「そうなるがだ」
それでもというのだ。
「スサノオがそれぞれの世界に送り込む連中はな」
「倒したら終わり」
「知能がないだけでなくな」
それに加えてというのだ。
「それもない」
「そうなの」
「暴走は元々感情があるからこそ起こるものか」
ジャベルは空手の様な蹴りで一体のオルフェノクを倒してから言った。
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