命狙われます
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る。感覚としてはミッテルトに近い。
俺の力は一般人並みに押さえている筈。感知されるとしたら多分ドライグだな。
なんかミッテルトに聞いたことあるけど、堕天使には神器を感知できる方法があるらしい。
この世界には三大勢力と呼ばれる三つの強力な勢力があるらしいが、その中でも神器についてもっとも研究が進んでいるのが堕天使アザゼルの率いる“神の子を見張る者”なんだと。
多分何らかのアプローチがある。
警戒しないとな。
*******
「私、天野夕麻って言います!突然ですけど、貴方が好きです!!私と、付き合って下さい!」
あ、ありのままに起こったことを話すぜ。
今から下校しようとしていたら見知らぬ女の子に公園に呼ばれて告白された。
な、なにを言ってるか(以下略)
いや〜、まさか告白をされるとはな…。
いや、でも俺にはミッテルトが…、待てよ、以前あいつ悪魔や堕天使とかの種族はハーレム作ったり一夫多妻やったりしてるとか言ってたよな。じゃあ大丈夫なのか…?
”魔国連邦“でもベニマルさんがアルビスさんとモミジちゃんを嫁にしてたし大丈夫かもしれない。
『大丈夫な訳ないだろ。この女相棒を殺そうとしてるぞ。』
わかっとるわんなこと!!
そう、この女の子堕天使だ。しかも多分俺を殺すつもりなんだろうな。
演技は上手だが、殺気や嫌悪が隠れてないし妖気の制御も甘い。
…でもな、かなりの美人さんなんだよな…。おっぱいもでかいし、可愛いし…。
もしかしたら本気で俺に告白したのかもという考えも頭から外れない…。絶対違うけど。
ハアー、残念だけど断るしかないよな〜。
「本当に…、ほんと──うに嬉しいお誘いなんだけど、今回は遠慮するよ。」
「え?ど、どうしてですか?」
どうやら断られるとは思ってなかったらしく狼狽している。
「だって…、そんな殺気だちながら告白されても素直に頷ける訳ないだろ…。」
いくらなんやかんやでお人好しと定評のある俺でもここまであからさまな殺気を放たれたりすりゃ引っ掛からねえ。
まあ、出きれば引っ掛かりたいんだけど…。
その言葉を聞くと同時に夕麻ちゃんから表情がスンと抜け落ちる。
「そう…、気付いていたの?」
「ああ、監視されている段階からな。堕天使さん。」
「あら、私たちのこと知っているのね。そう、私は堕天使のレイナーレ。貴方達人間よりもはるかに高次の存在よ。」
高次とか言われても知らんがな。ぶっちゃけ堕天使よりも高次元の存在とか腐るほど見てきたし、なんなら恋人もれなく堕天使だし。
夕麻ちゃん改めレイナーレは光の槍を手に握り、俺に向けて構える。
「貴方には
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