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東方絆日録 〜 Bonds of Permanent.
共存編
麟:果たし合い!?
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消えた…と思いきや2の結界の外側に突如として現れ、麟めがけて向かってきた。
麟「なんのこれしき!」
麟はそれを軽くあしらうかのように避けていく。念のため言っておくが麟と霊夢は初対面かつ初対戦である。
やがてスペルブレイクを迎えた。
比較的難しいとされている「二重結界」を麟は初見でクリアしたのだ。相当の実力者であることが窺いしれる。これには霊夢も舌を巻いた。
霊夢「なかなかやるわね??」
麟「このぐらいの実力がないと“自機”の名が廃るってもんよ!」
すぐさま麟は反撃を始めた。
〜風符「一陣の木枯らし」〜
麟が二胡を奏でると彼女の目の前に音符型の弾幕が出現した。
そのまま1分ほど経過した。なおも麟は演奏を続けているので音符はどんどん増えていく。
霊夢「ちょっと!いつまで演奏するつもり??」
麟「・・・。」
霊夢の問いに麟は答えず、ただ黙々と演奏を続けている。
ついに痺れを切らした霊夢が麟に接近しようと前進を始めた。そこでようやく麟は演奏を止め、音符型弾幕を霊夢に投げつけた。
するとどうだろう。木の葉型に変形した弾幕が麟の背後から吹き荒れる猛烈な風に乗って霊夢に向かってくるではないか!
霊夢はそれを避けようとしたが間に合わず、たちまち2回分被弾した。
麟「ふははははは!いい気味ね、霊夢。よくまあそんなんで“博麗の巫女”が務まると思うわ」
霊夢「ちっ・・・。」
麟「さあ、最後はあたしがこの勝負のためだけに考え出したオリジナルスペルで貴女を料理してあげる。観念なさい!」
〜花符「我行ク人生ハ、茨ノ人生也」〜
スペルは「われゆくみちは、いばらのみちなり」と読む。
スペル名を唱えた直後、霊夢を取り囲むように茨の輪が何十と出現した。ちなみに実際には輪の一部が途切れており、真上から見るとフランの“恋の迷路”のようになっている。
その茨には何百もの棘があった。
やがて茨の輪が回りだし、棘が青白い光を帯び始めた。
霊夢(ま、まずいわね・・・。)
棘がいよいよ青白く輝き、「巨大なレーザーでも放たれるのか」と霊夢が思った次の瞬間!
ーーーなぜか強制的にスペルが解除され、
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