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東方絆日録 〜 Bonds of Permanent.
共存編
敏久:兎は跳ねるよどこまでも
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?「ぎゃーーー!」


\ピチューン♪/


兎の少女はたちまちスペルの餌食になった。



ーー
ーーー


?「うう…いきなりスペカなんて卑怯すぎる!」

『お前が見え透いた嘘をつくからだろ』

?「ゐゑゐゑ、何を仰せになられる。いつ如何(いか)なるときも真つ正直に生きてきたこの(わたくし)がそんな見へ透ひた嘘などつくわけが無ひに決まつてゐるぢやあありませんか」

『なるほど、お前は嘘をついたら歴史的仮名遣いになるのか』

?「うぐぅ…。あっ、もしかしてアンタが新聞に載ってた外界人ってヤツ?」

『おう、俺はお前と同じ因幡出身の松上敏久だ。よろしくな、てゐ』

てゐ「その様子だと私のことは知ってるみたいね、こちらこそよろしく。敏久はどこに向かおうとしてたの?」

『ああ、永遠亭に用があってな。ついでだけえ(ついでだから)、今から永遠亭まで案内しんさいや(してくれよ)

てゐ「やれやれ、仕方ないなあ…。同郷の(よしみ)で案内してあげる」

『ありがとな』

てゐ「どういたしまして。こっちよ」




ーーー俺は永遠亭の妖怪兎、因幡(いなば)てゐ(てい)の案内で永遠亭に向かった。
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