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東方絆日録 〜 Bonds of Permanent.
共存編
妖怪少女たちの主張
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びっくりしましたよぉ。まさか神奈子さんたちのお知り合いだったなんてねー!」
あはははは、と愛想笑いで誤魔化す少女。
神奈子「この子は西村早苗。数日前に幻想入りした女の子さね」
ミスティア「初めまして、私は夜雀のミスティア・ローレライ。“みすちー”と呼ばれているわ」
(西)「よすずめ……?」
ミスティア「夜雀は夜に道行く人の後を鳴きながらついて回る鳥の妖怪で、過去には
伊予
(
いよ
)
(=愛媛県)や
土佐
(
とさ
)
(=高知県)に出没したという記録があるわ。私はその夜雀なの」
(西)「へえ…私は西村早苗です。よろしくお願いします」
ミスティア「よろしく。そういえば貴女、新聞に載っていたわね」
それじゃあ私たちも自己紹介するわ、と黒い服を着た金髪の少女が一歩前進した。
ルナサ「初めまして西村さん。私は騒霊チンドン屋“プリズムリバー楽団”の団長にしてプリズムリバー家の長女、ルナサよ」
続けて薄桃色の服を着た薄水色の髪の少女が自己紹介する。
メルラン「同じくプリズムリバー楽団員で次女のメルランです」
最後に赤い服を着た茶髪の少女が自己紹介をした。
リリカ「同じくプリズムリバー楽団員で三女のリリカだよ。よろしくねー!」
三姉妹が自己紹介を終えたそのとき、霊夢と敏久がやってきた。
霊夢「叫び声がしたのはこの辺かしら?……あら、にっしーじゃない。久しぶりね」
敏久「よう西村。久しぶりだな!」
(西)「霊夢さん、敏くん!」
響子「この男の人は早苗の知り合い?」
不思議に思った響子が尋ねる。
(西)「そうだよ。ね、敏くん?」
敏久「ああ、かくかくしかじかというわけだ。よろしくな」
敏久の説明に響子も納得したようだ。
響子「なるほど、それじゃあ私たちのことも十分知ってるのね!こちらこそよろしく」
リリカ「ところでみんなはこれから何か予定あるの?」
リリカが皆に訊いた。
神奈子「いや、特に何もないけど?」
霊夢「私たちも特には…」
ミスティア「私たちもないわ」
もしよければの話しだけど、と前置きしてルナサが言った。
ルナサ「今日は夜も遅いから私たちの屋敷に泊まったらどう?歓待するわよ」
リリカ「いろいろと話しも聞きたいしねー」
メルラン「うんうん。そしてあわよくば寝込みを襲ってあーんなことやこーんなこと……ごめんなさい、冗談です」
(西)がメルランを睨むと彼女は大人しくなった。
諏訪子「それならお邪魔させてもらおうかな」
(東)「ええ。…メルランさんに襲われないか心配ですけど」
メルラン「だか
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