ハーケン会戦〜大戦の”裏”の戦い・前篇〜
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アの反撃に気づいたルトガーは攻撃が命中する瞬間後ろに跳躍して回避した。
「沙綾――――――身妖舞!!」
「ぐっ!?ったく、なんて速さだ……しかもあの速さで無数の斬撃を放つとか、さすがはあの”劫焔”をも圧倒した”化物”だぜ……」
しかし神速で放たれるセリカの高速剣はルトガーも見切る事はできず、”セリカが攻撃の動作を始めた瞬間既にセリカは攻撃を終えており、ルトガーが気づくと無数の斬撃がルトガーに刻まれ”、セリカの攻撃を受けた部分から血を出血させているルトガーは苦笑しながらセリカの圧倒的強さに感心していた。
「炸裂せよ、浄化の光――――――爆裂光弾!!」
「っとぉっ!”不死者”の身体でそいつを受ける訳にはいかないのは今までの戦いで十分思い知らされたから、そう簡単には喰らわないぜ……っ!ハアッ!こいつはお返しだ――――――」
そこに炸裂する光の霊力の球体を降り注がせるサティアの魔術―――――爆裂光弾がルトガーに放たれると、ルトガーは側面に跳躍して回避した後得物に雷を宿してクラフト―――――ラグナドライバーでサティアに反撃を叩き込もうとしたが
「雷光――――――滅鋼斬!!」
「何っ!?うお……っ!?」
ルトガーのように自身の得物である魔剣に雷を宿したセリカが跳躍してルトガーのクラフトを受け止めた後そのまま勢いに任せてルトガーを吹っ飛ばし
「六の型―――――星空斬!!」
「ガアッ!?」
吹っ飛ばされたルトガーにサティアは星の光を宿した斬撃波を叩き込み
「雷光――――――紅燐剣!!」
「ぐあああああ……っ!?」
更に地面に着地したセリカが間髪入れず逃げ場がない無数の雷の斬撃波を放ってルトガーに更なるダメージを与えた。
「ハア……ハア……まさかこの俺がここまで一方的にやられるとはねぇ……さすがはあの”火焔魔人”をも圧倒した”化物”共だぜ。だが、レオや既に逝ったゼノもそうだが、フィーの為にもそう簡単には倒れる訳にはいかないぜ……!オオオオォォォォォォ――――――ッ!!」
セリカ達から距離を取ったルトガーは息を切らせながらセリカ達の圧倒的な強さに苦笑したがすぐに気を取り直して猟兵専用の強化技である戦場の叫び(ウォークライ)――――――タイタスレイジで全身に莫大な闘気を収束し
「さてと――――――いっちょ、やるか!そらそらぁっ!!」
「「!!」」
Sクラフトを発動したルトガーはセリカとサティア目掛けて広範囲の銃撃で攻撃し、対する二人は左右に散開して回避した。
「まだまだぁっ!!」
地上での銃撃を終えた後空高くへと跳躍したルトガーが再び銃撃を放つと上空から銃撃が落下するようにセリカとサティアに襲い掛かったが回避を続ける二人には命中しなかった。
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