暁 〜小説投稿サイト〜
英雄伝説〜灰の騎士の成り上がり〜
ハーケン会戦〜大戦の”裏”の戦い・前篇〜
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結界で防いだ。

「フフ、これは防げるかな?」

「!しまった、後ろに――――――」

「背後に回った所でゾア=バロールの結界は破れまい!」

するとその時フルーレティが転移術で二人の背後に現れ、フルーレティの奇襲にゲオルグが驚いている中アルベリヒは嘲笑した。

「ハァァァァァァ…………それっ!!」

「そ、そんな……二体がかりの結界が……!あぐっ!?」

「何故だっ!?ガアッ!?」

フルーレティは力をため込んで渾身の一撃を放つクラフト―――――パワーウィップを放ち、フルーレティが放った鞭による渾身の一撃はナグルファルとゾア=バロールの二体がかりの結界を一瞬で破壊して二人にダメージを与えた。



「!狙い目はっけーん!北斗斬り!!」

「受けなさい、浄化の弾丸――――――神聖三点撃ち!!」

フルーレティの攻撃によって二人が怯むとマリーニャはゲオルグに斬りこみ、シュリは神聖属性の魔導銃弾でアルベリヒを攻撃した。

「ぐああああっ!?」

「ギャアアアアアアアアア――――――ッ!?」

マリーニャの斬りこみをその身に受けたゲオルグは斬られた部分から大量の血を出血し、シュリの銃弾を受けたアルベリヒは不死者であるその身に受けた弾丸は弱点である神聖属性が込められた魔導銃弾だった為悲鳴を上げた。

「ふふ、まだ終わらないよ?」

「ぐっ!?」

「ガッ!?」

二人の攻撃を受けて苦しんでいるゲオルグとアルベリヒにフルーレティはまさに言葉通り”死屍に鞭打つ”かのように、容赦なく二人に鞭による追撃を叩き込んだ。

想定外(イレギュラー)如きが調子に……乗るなぁっ!!」

「――――――!!」

フルーレティの攻撃から立ち直ったアルベリヒは戦術殻に指示をし、指示をされた戦術殻は両腕を伸縮させて攻撃するクラフト―――――這いよる銀腕でフルーレティに反撃したが

「その程度?」

「!?」

「な――――――ぐあっ!?」

フルーレティは伸縮してきた両腕を鞭の一振りで払うと共に戦術殻をアルベリヒの元へと吹き飛ばし

「カラドボルグ起動――――――これで終わりだっ!!」

「終わりはそっちだよ。」

更に戦術殻をドリルへと変形させた後そのドリルを構えて襲い掛かってきたゲオルグの攻撃を鞭でゲオルグの攻撃を受け止めた。

「―――――凍てつけ。」

「!?不味――――――」

ゲオルグの攻撃を受け止めたフルーレティはゲオルグの攻撃を受け止めている鞭を伝ってドリルへと変形している戦術殻に氷の魔力を流し込んだ。するとドリルは勢いよく凍結し始め、それを見たゲオルグは慌ててフルーレティから武器を退いて後ろに跳躍してフルーレティから距離を取ろうとしたが


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