第16話 小さくなった高校生探偵と自殺愛好家の出会い
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く、相変わらず厄介ごとだけをピンポイントに持ってきますね。あなたは」
「まぁでも、これである意味表側から組織に関わる大義名分ができた」
「そうですね。こちらとしても?あちら”に関わりがある人は多いですから切り口が見つかるかもしれませんし、坂口さんと公安にも報告してセッティングしておきますよ。」
「よろしく頼んだ。」
その時、何やらドアの向こうが騒がしくなった。
なにやら面白い気配を感じた太宰は壁際に身を隠しながら様子をうかがう。
そして少年が壁際に高校生ぐらいの女性に本棚まで詰め寄られた少年は・・・
「ぼ、僕の名前は江戸川コナン!!」
「・・・・・へぇ」にやり
<・・・・・・>
「江戸川コナン?変な名前ねぇ」
「僕の家シャーロックホームズ大好きだから!!」
「新一と一緒ねー」
「「ギクッ」」
一瞬にしてコナンと阿笠が固まった。
「(そろそろごまかすのも限界かな?)」
「この子の従兄が探偵をしていてね。その影響もあってコナン君もホームズ好きで、小さい時から絵本よりも推理小説を読んでた子だったんだよ。」
「へぇ・・・・・賢いのねぇ」
「うん。」
太宰のしれっと設定(嘘)をしゃべる様子にコナンは幸いと便乗し盗聴をしていた翼は白い目で太宰を見ていた。
「そういえば、あなたは?」
「おっと、これはこれは失礼しました。私、こういうものです。」
名刺を差し出す。
「まぁ、探偵なんですね!!父と一緒です。父、毛利小五郎も米花町で探偵をしているんですよ。」
私、毛利蘭といいます。
「そうじゃ、毛利君とこにコナンを預けるのがいいのではないか」
「え/はい?」
「確かにそれがいいかもしれませんね。」
太宰も便乗する。
その間に抗議していたコナンを博士が説得し、納得させた。
「父に相談してみないと・・・・・」
「確かに、その通りだ。なら今すぐ行きましょう。もちろんお願いする立場ですから私も同行させていただきますよ。」
「蘭姉ちゃん。太宰さんの車すっごく大きいんだよ!!」
阿笠邸を後にするのだった。
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