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恋姫伝説 MARK OF THE FLOWERS
第百十九話 曹操、乳を飲むのことその一
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 曹操もギースについて話す。
「二人はそうした意味で同じなのよ」
「狼は好きか」
「いい動物だと思うわ」
 曹操は華陀にも答える。
「誇らしい生き物じゃない」
「そうだな。だが意中の相手は」
「何か悪いのよ」
「悪い?」
「桂花も言ってるけれど。例えば覇王丸にはお静って人がいるのよ」
 気持ちをわかっているがあえて剣の道を選んでいる為に背を向けているだ。その相手のことだった。
「あのね、私はネトラレとか嫌いなのよ」
「あくまで相思相愛だな」
「そうよ。想っている者同士が幸せになる」
 そのことはだ。曹操は真面目に言い切る。

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