第8話 麻生成実
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をした通りマトリの青山と泉が到着し確保しさらに殺人も犯しているということで捜査一課とも連携をとるそうだ。
そして成実の今後だが
「成実さんは今後どうするの?」
「うーん、さすがに島にはいづらいよね」
「だったら、DMOの専属医者になってくんない?」
「実は本題はこれだったんだけどね」
成実にスカウトに来た経緯を話す。
「てなわけで異能力者ではない医者が欲しくてね。」
「うちには森さんがいるから学びたいなら“横浜総合医療センター”や系列他病院での研修もつけるよ」
「森さんに許可もらってないけど大丈夫か?」
「頭を抱えてた中に鴎外さんもいたから大丈夫でしょ。このぐらい許可出すでしょ」
成実にとってもかなり魅力的なお誘いである。どんなに月影島が孤島であろうと本島の情報は入ってくるのだ。当然DMOのことも横浜総合医療センターのことも森鴎外のことも知っていたのだ。
最終的にはほぼ即決だった。
しかし懸念もあった。月影島には医者が成実しかいない。つまり医者がいなくなるのだ。新しい医者を見つけるにも事件が終わりかなりの逮捕者が出た手前すぐに見つかるとも思えなかった。
そこで翼はすぐに鴎外に連絡を取った。医者をスカウトするのに成功したことその弊害で問題があることその内容について簡潔に説明した。
すぐに自身が医院長を務める横浜総合医療センターと全国にある系列病院から常駐はできないまでも医者と看護師を巡回させることを約束したのだ。
そして現村長にそのことを説明し巡回医者が来た際の滞在先として麻生成実が医者として過ごしていた建物を使わせてほしいとお願いし快く了承してもらうことに成功した。
そして成実を連れてDMOに戻り紹介をすると与謝野をはじめとするどんよりと頭を抱えていた者たちがすごい喜んだことは言うまでもない。
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