第8話 麻生成実
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った。おそらく説明するともれなく長野県警も参戦である。
このようにそれぞれが忙しい合間を縫って捜査中なわけだが、早くも諸伏を連れだすことに成功していた。諸伏の先輩:風見を通じて降谷からあっさりOKが出たのである(諸伏の生存を知っているのはDMOとあの場にいた面々の他では風見だけである。また風見も厳選なる調査の結果安全であることが保障され風見自身も生存を知った時泣いていた)
諸伏はトレードマークのひげを剃り、黒髪イメージを変えるため茶髪のウィッグをかぶり伊達メガネで変装をしていた。万が一があれば翼がフォローに入る。
場所が月影島という都内からも離れた孤島だということもOKが出た理由だった。
降谷曰く「お前も警察官だ。こもってばかりじゃなくて捜査の手伝いをして来い」とのことである。
ということで3人ではるばるやってきたのだった。
早速捜査の基本聞き込みをしていく。しているうちに浅井成美という女医にあったが乱歩が男性とすぐに見抜いたり(ちなみに翼もわかっていたが諸伏はわからなかったため若干落ち込んでいた)すぐに実の息子だと見抜いたりとひと悶着があったが事件の全貌が明らかになっていく。
最後に公民館の金庫の中にあった父親:麻生圭二の手紙に“お前だけは真っ当に生きてくれ”というメッセージをみた浅井成美否麻生成実は
「最初はもし真実が分かったら復讐しようと思ってたんだ・・・でも父さんはそんなの望んでない知っちゃったらそんなことできない」
「うん、それがいい。もし復讐したとしてどんなに反省もせず絶望もしないままになってしまうからね」
「まぁ真実を知った今何もしないわけないけど」
「殺さなくたって絶望させることなんて簡単だし」
そんなことを顔色変えずにいう彼らを見てもしかしたらこっちのほうが怖い?と思ってしまう成実だった。
「翼。もう連絡はしてあるかい?」
「うん。少し前に関さんには連絡入れた。すぐに青山さんと泉さんをよこしてくれるって」
「じゃあそろそろはじめようかな」
「え?だれ?」
「麻薬取締官。ま、当然だな。それにしてもマトリのエースか・・・・噂には聞いたことあるけど相当優秀らしいな」
そして当時のことを知っている人を集め真実を話す。犯人たちは散々わめき認めずにいたが乱歩がことごとく論破していく。乱歩からはどんな頭が切れても逃げられないのだから無駄な悪あがきである。
途中犯人の一人亀山が心臓発作を起こす場面もあったが翼の異能で回復&延命措置をし、成実が応急処置することで事なきを得た。成実にとっては遺族と犯人という
間柄だが、「罪を償ってもらわなきゃ困る」ということで処置をしてくれた。
その時の成実の表情はつきものが取れたという表情をしていた。
その後すぐに連絡
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