第4話
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「あ、ありがとう」
それから、ここの企業がどういったところなのかある程度説明して医務室を後にした。
「さて、これからどうするか。」
「外から探っても中々情報は出てこない・・・・となるとやはり」
「中から・・・・ですか?」
「あぁ、だが中途半端にはだめだ。かなり用心深そうだからな疑われたら最悪即殺害もありあるぞ」
数人がいい人材がいないが考え込む。そして太宰はハッとなった。いたのだうってつけの人物が。
「一人いますね。そういうのに向いてそうな人物が」
「もしや彼か?」
「はい。アメリカで出会った彼ですね。見た目の年齢は今だと自分より1歳年上ですから12歳のはずですが彼では世界は違えど?前”を持っています。」
「見た目は子供中身は大人というやつだね」
「確か、そのままギルドに身を寄せていたはずです。」
「彼の?前”の特性上潜入にはピッタリです。」
もちろん本人の了承はしっかりと取らなくてはならないですが
「そうだな、なら即連絡を頼む」
了解です。
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?彼”六道骸と連絡を取り、本人からも了承を受けた。前ほどではないが研究所に嫌悪感を示す骸はこの件についても二つ返事でOKだとのこと。ギルドのメンバーの協力のもと自分を組織がスカウトするように罠を張る準備を始めた。
宮野夫妻をかくまうため、また情報セキュリティー関係上の様々なトラップを仕掛け、更に複雑な構造にするための試行錯誤を行う。これに一番興味を示したのが翼だ。彼は自分の通信教育の傍ら自らなれない漢字などを調べながら技術を習得していく。更にアーカイブもあるためどんどん強化されていった。それだけではなくDMOの仕事依頼フォームの改善。依頼料の金額設定システムの構築も作り始め、更に後払い130億のため株の勉強を始めた。どんどんITや経済の知識が増え続ける。これでまだ9歳である。末恐ろしい。
それの間に長野で知り合った2人との情報共有を行う。警察だからか真剣な表情で話を聞いていた。もちろんすべてを話すことはできないができるだけ多い情報を共有した。
彼らには普段は何もしないで通常業務を行ってほしいとの通達を出し、またここで話したことは他言無用との通達を出した
一応宮野夫妻を紹介し、ここまででひと段落が付いた。
以上が直近のダイジェストである。
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