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DOREAM BASEBALL 〜夢見る乙女の物語〜
用意される明日
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少女たちも大きな返事をすると、彼は頷いてベンチへと入る。
「んじゃあとっとと帰るぞ。もう遅いからミーティングも明日しよう」
準々決勝は一日で四試合行われる過密日程。既に日も落ち始めていることもあり、手早く荷物を片付けさせるとベンチから出る桜華学院の選手たち。彼女たちはグラウンドに一礼し、足早い球場の外へと向かう。
(勝ったチームには明日が用意される。だが負けたチームはそこで終わりなんだ。反省も後悔もいくらしてもいい。ただ、絶対にそれを次の試合に引き摺っちゃいけねぇ。絶対にな)
先頭を歩くカミューニ。彼の頭の中にはその日の反省など一ミリもない。あるのは既に次の対戦相手のことと、その先に待ち構えるチームのことだけだった。
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