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『外伝:紫』崩壊した世界で紫式部が来てくれたけどなにか違う
(!閲覧注意!)かくしてアイドル対決は、阻まれる(後編A)
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かどうかのレア度なのよ?」
つまりだ。
そんなものすごいライブに特等席で呼んであげるのだから感謝しろということだろう。
「本当にすごいの?」
「ええ、ホントよ。皆アタシとマスターのモノに夢中になってるんだもの。」
菫は紫式部の顔を見る。
折角呼んでくれるのだから行くべきだろう。
菫は行きたくはないが紫式部は礼を拒否するのは失礼なのだし、行くべきだと目が訴えている
「やだよ、香子と歌えないなら早く帰りたい。」
【変わっていいよ。あたしがいくから。】
「そうしようかな。ボク興味無いし。」
今は意識の奥底にいる葵もそう言っていた。
?
そうして、
「なんかこう…ものすごい熱気ですね…。」
日も完全に暮れ、時刻は夜。
ウィステリアのファン達は泣く泣く別れを告げ、今観客席にいるのはエリザベートと麻美のファン達だ。
なんでも、中には彼女達の晴れ姿を拝むべく九州からやって来た猛者までいるとの事。
あと香子の言う通り、熱気というかファン達の熱量が凄まじい。
あたし達もそこそこではあったが、彼女らは年季が違う。
あ、ちなみにアイドル対決は引き分けになった。
楽しく歌えて踊り、互いに競えたからそれでもういいとのこと。
ライブ会場ならまた新しいところを探すし、ウィステリアというちょうどいいライバルにも出会えたので良かったらしい。
これからはアタシ達の公式ライバルとして頑張って欲しいと言われたけど…。
「みんな!今日はアタシ達のシークレットライブに来てくれてどうもありがとう!!」
「始まったようですね。」
と、そんなこんなしている内に彼女達のライブが始まる。
ライブはあんな騒動があったからこいつらのはちゃんと見てないし、どのようなものなのだろうと視線をステージへと移してみると
「!?」
「い”!?」
なんて…言うんだろう。
香子は絶句、あたしは変な声を上げて固まった。
ステージ上に立つ二人。笑顔を観客たちに振りまいていて、アイドルの鑑というべきだろう、
しかし、問題は格好だ。
「な、なにあれ…!?」
「はわわわ…わ、私にも何が何だか…。」
ボンテージと言うべきか、
しかしそれは隠せる場所は隠さず、エリザベートの平坦な胸と麻美の豊満な胸が丸見えに。
際どい格好に思わず目を覆いたくなるも、さらに下にはありえないモノまでついていた。
「い、意味わかんない」
「香子も理解が追いつかないのです…何故お二人に…女性であるはずのおふたりにあのような立派な…その…殿方のモノが…」
あらわになっている下半身
そこには女性には付いていないはずのものが付いていた。
香子の言った通り殿方のモノ。男根、もしくはペニスだ。
そういえ
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