暁 〜小説投稿サイト〜
ハイスクールD×D イッセーと小猫のグルメサバイバル
第87話 異世界を渡る装置の説明を聞きます!えっ!?サニー兄とどうしてアンタが!?
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計算通りって事か?」
「さぁて、なんの事かのう?」


 俺は改めてこの人を超えるのは凄まじく遠い道のりになるなと実感した。


「着いたぞ、この部屋にその装置がある」


 親父に連れてこられたのは地下室にある使われていない一室だった。結構な広さがあるからトレーニングルームにでもしようと思っていたが結局何も使われていない状態だったんだ。


 部屋に入るとそこには大きな輪っかのような機械が設置されていた。


「来たわね、会長。というか飲み会するなら事前に連絡頂戴よね。待ちぼうけはゴメンよ?まあ久しぶりに睡眠がとれたからいいけど」
「すまんかったな、なにせ急なモノじゃったから」


 親父に声をかけてきたのはIGO研究開発部の局長であるブルマさんだった。ココ兄やリン姉、あとティナもいた……ってなんでティナがいるんだ?


「ティナ君がいるのは彼女が偶然スイーツハウスに遊びに来た時に装置を見られてしまってね、仕方なく事情を説明したんだ」
「そういうことよ。でも安心して、イッセー。私は美味しいスクープが欲しいだけで異世界の事を誰かに話そうとは思っていないわ」
「ん、まあティナなら迂闊に話したりはしないだろうけど……」


 俺の考えを呼んだココ兄が説明してくれてティナも異世界の事は話さないと言った。


「それに祐斗君の生まれ故郷なら一回は見ておきたかったから来ただけだしね。ねえ祐斗君、後で祐斗君の生まれた世界について教えてくれない?勿論二人っきりで」
「えっと……」
「ちょっと!祐斗君はあたしと一緒にG×Gのスイーツ巡りをする約束してるし!アンタは引っ込んでてよ!」
「えっ!?いや、そんな約束はしてないんですが……」
「あんたこそ私と祐斗君の邪魔しないでよ!」


 ティナとリン姉は祐斗を挟んでケンカし始めた。これじゃ話が進まないじゃないか……そうだ!


「おい二人とも、節乃お婆ちゃんが祐斗の授業参観の内容を動画にしてるから見て来いよ。二人の事もバッチリ話していたぞ」
「えっ、ホント!?それなら早速見てこないと!」
「行こっ、祐斗君!」
「ちょ、ちょっと!?」


 祐斗はリン姉とティナに連れられて上に行ってしまった。ごめんよ、祐斗。後で何か奢るから。


「祐斗君にはイッセーから説明しておいてあげて。後ゼノヴィアちゃんとイリナちゃん、ギャスパー君のグルメIDが出来たから渡しておくわね」
「ありがとうございます、ブルマさん」


 ブルマさんからゼノヴィア達のグルメIDを受け取った。これでグルメタウンに向かう時に全員が自由に入れるようになったな。


「さて、早速だけどこのマシンの説明に入るわね。この子は私が作った異世界移動マシン、その名も『ボ
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