暁 〜小説投稿サイト〜
ハイスクールD×D イッセーと小猫のグルメサバイバル
第87話 異世界を渡る装置の説明を聞きます!えっ!?サニー兄とどうしてアンタが!?
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を迎え入れるのに相当苦労したんだ。その中の条件に魔王になれってのがあったから僕は魔王をやってるんだよ」
「なんというか……意外です。もっと厳格な方だと思っていました」
「あはは、僕なんて唯のシスコンで家族大好きな甘い悪魔さ」
そう笑うサーゼクスさんからは邪心は感じられなかった。
「だから君には感謝しているんだよ。リアスに自由を得るチャンスをくれた事にね」
「チャンス?」
「そうさ。僕はリアスの願いは出来ればかなえてあげたいと思っている、でも純潔の血を残していくのは貴族の義務でもあるから彼女の結婚については心を鬼にしなければいけなかった」
「それってライザー・フェニックスとの?」
「ああ。でもリアスは勝った、そして自由を得た。そのきっかけをくれたのは君なんだよね。だから僕は君に感謝しているんだ。本当にありがとう」
サーゼクスさんはそう言うと俺に頭を下げてきた。
「よしてください、俺はどちらかというと小猫ちゃんの為に動いたんです。こういう言い方はアレですがリアスさんはついででした」
「それでもリアスは君に強くしてもらった。今のリアスはとても楽しそうだ。だからこそ僕も嬉しいんだよ」
「……そう言う事なら素直にお礼を受け取ります」
俺はあくまで小猫ちゃんのためにやったと言うがサーゼクスさんは気にした様子も見せずにそう言った。
「でもこれだけは覚えていてほしい。僕にとってリアスはとても大事な妹だ、もし君がリアスを裏切ったり傷つけたりしたら……僕は君を許さない」
「……分かりました」
だが次の瞬間、サーゼクスさんから凄まじく重いプレッシャーが放たれた。俺はそれを真正面から受け止めて頷いた。
「さて、そろそろ戻ろうか。グレイフィアや父上たちも待ってるだろうしね」
「そうですね」
話を終えた俺達は皆の元に向かった。
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―――
その後酔っ払ったアザゼルさんやバラキエルさん達をホテルに送りサーゼクスさん達も魔法陣で帰っていった。
そして俺は親父と皆を連れて地下に向かった。どうやらそこに例の装置があるらしい。
「うぅ……頭が痛いわぃ」
「酒に弱いくせに無理するからだぞ」
親父は頭を擦りながら痛いと言うがそれなら無理しないで飲まなきゃよかったんだと俺は言う。
「しょうがないじゃろう、誘った手前飲まんわけにはいかんからな。結果的にはお前も魔王と話したことで人柄を知ることが出来たじゃろう?」
「まあな」
確かにサーゼクスさんと直に話したことで彼の人柄を知ることは出来たな。もしかして親父はそれを狙って……?
「食えない人だな……全部
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