第百十八話 程c、猫を愛でるのことその二
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いてはこう話した。
「だからこっちから敵に流れていくけれど」
「それでも用心は必要かと」
「ええ、わかってるわ」
孫策は真剣な面持ちで次妹の話に頷く。こうしてだった。
陣、とりわけ船団が再び整えられだ。火計に用心したものにされていく。その中でだ。
程cは周泰と共に陣中を見回りながらだ。こんなことを話していた。
「この子はですね」
「その頭のですね」
「はい、私の友達なんです」
あくまでこう主張するのだった。
「凛ちゃんと同じく私と共にいてくれる」
「そうした方なんですか」
「そうなんです」
こう言ってだ。己の頭上のその人形を見上げる。
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