第百十七話 社、三姉妹と競うのことその六
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た。そうして一刻程彼等にとって苦しい戦いを続けた。
その間連合軍の全ての舞台で歌い続けている。曹操は彼女と劉備の曲を歌い終えて少し休憩を取る中でだ。こんなことを呟いた。
「そろそろだと思うけれど」
「そろそろって?」
「あの妖怪達が暴れる頃よ」
鋭い目でだ。劉備に話すのだった。
「そうなったらいよいよよ」
「ええと。妖怪って」
「ほら、あの無気味なオカマ二匹よ」
完全に人間扱いしていない。
「あの連中が敵陣に向かったでしょ」
「はい。大爆発の後で」
「奴等が仕掛けるわ」
こう言うのである。
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