暁 〜小説投稿サイト〜
恋姫伝説 MARK OF THE FLOWERS
第百十七話 社、三姉妹と競うのことその四
[2/2]

[8]前話 [9] 最初 [2]次話

 それはだ。間違いないと答える袁紹だった。
「藍玉がいなくなり司馬尉は大将軍に一気に接近しましたし」
「だからこそですか」
「あの男を使って拉致を」
「司馬尉のしそうなことですわ」
 袁紹はこうも言った。
「若しあそこでわたくしがこの娘を見つけていなければ」
「はい。あのまま匈奴のところで虜囚になっていたままでした」
「あの最果ての地で」
「私もそう思います」
 蔡文姫自身もだ。そう思っているのだった。
「あの時麗羽様に見つけて頂けなければ」
「もっと早く気付くべきでしたわ」
 袁紹は眉を顰めさせたまま述べる。

[8]前話 [9] 最初 [2]次話


※小説と話の評価する場合はログインしてください。
[5]違反報告を行う
[6]しおりをはさむしおりを挿む
しおりを解除しおりを解除

[7]小説案内ページ

[0]目次に戻る

TOPに戻る


暁 〜小説投稿サイト〜
利用規約/プライバシーポリシー
利用マニュアル/ヘルプ/ガイドライン
お問い合わせ

2024 肥前のポチ