第六百五十四話 マッコリにしてもその一
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マッコリにしても
洪童はタムタムそれにロミオと話しつつ思った。
「俺の願う通りに韓国は何時かなるか」
「そう言われると難しい」
「僕もそう思うよ」
二人は洪童にそれぞれ率直に答えた。
「それもかなりね」
「今話している通りな」
「すぐには無理だね」
「あと百年かかってもどうかだ」
「千年の間そうだし」
「韓国は凝り固まっているからな」
「そうだな、しかし本当に日本から離れないと」
そうしないと、というのだ。
「我が国はあのままだ」
「歪なままっていうんだね」
ロミオが応えた。
「ずっと」
「そうだ、新聞で日本が大々的に載らない日はない」
「どの新聞でもだね」
「全国紙でも地方紙でもな」
その違いはあるがというのだ。
「全部だ」
「日本が載ってるんだね」
「そしてテレビでもインターネットでもな」
どちらの媒体でもというのだ。
「やはりな」
「日本が大々的に報道されて」
「言われている」
「本当に日本ばかりだね」
「日本を知らない韓国人はいない」
このこともまた言った。
「まさにな」
「一人もいないね」
「絶対にな、授業でもな」
即ち学校でもというのだ。
「日本のことをだ」
「言ってるんだ」
「もう一方の主役だ」
「韓国が主役で」
「主人公は二人いてな」
そうした風になっていてというのだ。
「ライトノベルみたいにな」
「日本も主役なんだ」
「韓国がこうだった時日本はどうだったか」
その様にというのだ。
「それで出て来る」
「そんな感じなんだ」
「そして日本に併合されていた時がな」
この時代でも日帝三十六年と言っている。
「やたら長い」
「その時がか」
「教科書でもな」
「連合の千年よりもか」
「長い」
こうタムタムに話した。
「実際にな」
「五十年もないのにか」
「三十六年だ」
四十年もないがというのだ。
「連合の千年よりもな」
「長いか」
「そしてだ」
そのうえでというのだ。
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