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DQ3 そして現実へ…〜もう一人の転生者(別視点)
みんなそれぞれ頑張りました
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ど思わず余計な事まで暴露してるし。
「そ、そう言う意味じゃねーよ!何か今後の旅に役立つ情報等を仕入れたかって聞いてんだ!」
「あぁ!そう言う意味かぁ…」
どうすればこんな性格になれるのか…
私に子供が産まれたら、性格形成には注意しよう。
「うん。それだったら町外れの牧場でレミラーマを唱えたら、こんな物を拾いました」
お父さんは懐から綺麗な鉱物を取り出し、エッチだけをしていたワケでない事を見せつける。
う〜ん…私達には何もないわねぇ…
「え〜とね…町の人にコレを見せたら『オリハルコンじゃないか!?凄く貴重で、凄く堅い鉱物だ!遙か北の村…マイラで、オリハルコンを加工する事の出来る鍛冶屋が居る。これだけの量があれば、結構凄い武器を作ってもらえるぜ!』って、言ってたよ」
マイラの情報まで仕入れていたか!
「ではでは…マイラに行って、偉大なる勇者様専用の格好いい武器作ってもらいましょう!」
まぁ、どうせ笛を探す為にマイラへは行かねばならないのだし、『王者の剣』を作る為にも行った方が良いわよね。
「いや…僕はいらないよ。アルルにだけ最強の武器を作ってあげてよ」
「はぁ?私はそのつもりで言ったんですが…お兄様は何を勘違いしてるんですか?」
お前んじゃねーよ!
お兄ちゃんには『天空の剣』があるでしょうに!………此処には無いけどね。
「私は『偉大な勇者様』と言ったんです!『偉大な』ですよ!…最近、女遊びを憶えたからって、一端の英雄気取りですか?英雄の条件とは、色を好む事なんですよ…つまり、お父さんみたいな節操無しの事なんですよ!分かってますぅ? (ニヤニヤ)」
最近パパっぽくなってきたからって、勘違いしちゃいけねぇ〜よ。
「お、女遊びなんかしてないよ!僕はアルル一筋なんだから…それに、それだったらアルルだって英雄の条件を満たして無いじゃないか!」
まだまだ青いわねぇ…
「アラ、お兄ちゃんは知らないんですか!?アルルお姉さんの…ゲフンゲフン、何でもありません事ですわよ…オホホホホ!」
「な!?ちょ、ちょっとマリーちゃん!勝手なデマを流さないでよね!私はティミー一筋よ…他の男となんて…その…あ、遊んでは…いないわ…よ…」
あ〜…面白い。
ポピーお姉ちゃんが、お兄ちゃんをからかってたワケがよく分かる。
真面目な奴ってからかうと面白いんだよね!
あんまりおちょくり過ぎるのも可哀想だし、そろそろ真面目に会議を進めましょう。
「さて…私達は『メルキド』という町の情報を仕入れました」
私は『虹の橋』へ導く為の道筋をチラリと臭わせる。
「まぁ、地図にも載っているけど…ここより東にあるメルキドの町には、ゾーマの島へ渡る方法を知っている人が居るらしいのです。コレは行くべきでしょ!」
勿論
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