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恋姫伝説 MARK OF THE FLOWERS
第百十六話 小次郎、仇を取るのことその九
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好む。丈は演歌一筋だ。それぞれ音楽の好みはかなり違う。
「だから兄さんのそうしたことには何も言えないね」
「ドラムで演歌は無理だしな」
「ああ、無理だ」
 実際にそうだと断言するテリーだった。演歌については。
「悪いな、それは」
「いや、わかるからいいさ」
 丈もそれはいいとした。
「まあとにかくな」
「ドラムもやっていいな」
「それで戦いに勝てるんならな」
「頑張ってくれてね」
「ああ、そうさせてもらうな」
 テリーは笑って応えてだった。ドラムの方にも力を入れることを決意したのだった。音楽もまた、だ。この大きな戦いにおける力になっていたのであった。


第百十六話   完


                              2011・10・12

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