暁 〜小説投稿サイト〜
ハイスクールD×D イッセーと小猫のグルメサバイバル
第86話 やってきました、参観日!まさかの人物登場!?
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ない格好からは考えられないような決まった姿に俺達は驚いた。
というのもこのクラスに結野外道丸という女子生徒がいるのだがその姉がアナウンサーをしており坂田先生はその人の大ファンらしい。だからあんなおしゃれな格好をしているのか。
だがその女子生徒は今日は姉は来ないと言う、それを聞いた坂田先生は直に授業参観を終えようとしたが眼鏡をかけた男子生徒に突っ込まれていた。
肝心の授業の内容だがなんと親御さんに対する感謝の気持ちを込めた作文を読むことらしい。だが当然思春期である生徒たちが受けいられる訳もなく最初は「恥ずかしい」だの「高校生がやることじゃない」だの「授業中にジャンプ読むな」などの批判の声があった。
しかし坂田先生曰く「お前らどうせ普段親に感謝しないだろう?母ちゃんにくっさいパンツ渡して「これ洗っといてー」とか当たり前のように言ったりご飯作ってもらっておいて呼ばれたら「うるせぇ!今行くって言ってんだろう!」って切れたりしてんだろ?女子はお父さんに一緒に洗濯物しないで!って怒ったりするんだろう?だったら今日くらいキチンと感謝の言葉を親に言ってもバチ当たんねぇだろ?と言われて渋々納得した。
もし今日当てられたらこの場でそれを発表しないといけないから当たったら羞恥心の地獄だ。まあ俺は親父が来ないからそこまで危機感は無いんだけどな。
「ちょいと通してもらうぞ」
どうやらまた誰か来たみたいだな。しかしなんか周りが騒がしくなったな、ガヤガヤと後ろの方を注目している。そんなに珍しい人が来たのか?
「なんだあの人?爺さんなのにムキムキだぞ?金髪でファンキーな格好をしているな」
「スキンヘッドの人にやたら怖そうな人もいるな。誰の親だ?」
「ちっちゃなお婆ちゃんとやたらデカいリーゼントのお爺さん……どんな組み合わせ?」
松田、元浜、桐生の三人もそれぞれそんな感想を言っている。やれやれ、一体どんな格好で来たんだか。
「イ、イッセーさん。あの……」
「どうした、アーシア?」
「後ろの方に……」
「ああ、なんか凄い格好した人いるんだろう?授業参観だっていうのに非常識だよな」
「いえ、その……」
なんかアーシアの様子がおかしいな?やたらと驚いているが……?
「ん?おお、イッセー!アーシア!そこにいたか!」
……………………………んっ?
「えっ……?」
俺は聞いたことのある声が聞こえて思考を一瞬消してしまった。そして反射的に振り返るとそこには……
「お、おぉっ!親父ぃ!!?」
なんと背後にいたのはここにいるはずのない一龍本人だった!しかもマンサム所長や茂松さん、節乃お婆ちゃんに次郎さんま
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