暁 〜小説投稿サイト〜
ハイスクールD×D イッセーと小猫のグルメサバイバル
第86話 やってきました、参観日!まさかの人物登場!?
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ら悪い評判しかないから今日だけ良い格好をしても意味ないもんね」
「うるせぇ!最近はマシになってきたぞ!」
松田と元浜は親が来ることにゲンナリしていた。桐生はそんな二人を見て今日だけ良い格好をしても意味ないと答えて松田が怒った。
「そういえば兵藤とアーシアの両親は来ないの?」
「俺は親父が忙しいから来ないな」
「私も両親は海外にいますから……」
桐生に俺達の両親は来ないのかと聞かれたが誤魔化した。だって親父は異世界にいるしアーシアには親はいない、だから当たり障りのない言葉を選んだ。
「……ふーん?」
桐生は今一つ納得しきれていなさそうだったが俺達の意思を尊重してくれたのかそれ以上は聞いてこなかった。
そして時間は進んで授業参観の時間になった。実は授業参観とはあるが実際は公開授業のようなもので親以外にも中等部の子達が先輩たちの授業の様子を見に来ていた。
「あれが兵藤先輩……」
「怖いって噂の……」
「顔に傷があるよ、ヤクザみたい」
「でもワイルドでカッコいいかも……」
「えー、趣味悪いわね。木場先輩のほうがずっとカッコいいのに」
「木場先輩はカッコいいけど細いし……やっぱり男の人はガッチリしてないと」
俺を見て中等部の子たちがヒソヒソと何かを話していた。まあ良い噂ではないだろうな。
「げっ、母さん来ちまった……」
「ううっ、小遣いを減らされないためにもヘマは出来ないな」
どうやら松田と元浜の母親も来たみたいだな。松田のお母さんは良くいる主婦って感じの人で元浜のお母さんはスーツを着た綺麗な人だった。
「松田は兎も角元浜のお母さん、美人ね」
「ああ、元浜も眼鏡外せば顔は良いからな」
桐生と俺はそんなことを話していたが桐生の親も来たらしく桐生は「うわぁ……」という感じの嫌そうな顔をしていた。しかし両親共に来るとは仲がいいんだな。
「なんだ、松田達に親来るの嫌なのかと言っておいてお前も嫌なのか?」
「いや、来てくれるのは嬉しいんだけどお父さんの方がね……」
「うん?……ああ、そういうことか」
俺は一瞬桐生が何を言いたかったのか分からなかったが、桐生のお父さんがやたら本格的なカメラを取り出したのを見て察した。どうやら桐生のお父さんは親バカみたいだ。
「おまえらー、席に着けよー」
「坂田先生、気合入った格好をしていますね」
「結野アナも来るかもしれないからな」
「先生、姉さまは今日は忙しくて授業参観には来られないと話しを伺っているでござんす」
「よし、授業参観は終わり!みんな、解散!」
「いや終わらせないでください」
俺達のクラスは国語で担当の坂田先生が普段のだらし
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