第四百九十二話 地獄の訓練その四
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「そうなれるわ」
「俺達もか」
「ええ、そうよ」
こう二ノ宮に話した。
「だからね」
「それでか」
「皆、戦闘要員の話だけれど」
「訓練していくべきか」
「そうした方が絶対にいいと言っておくわ」
「わかった、俺は後方要員になるが」
戦闘はあまり得意ではないからだ、二ノ宮はそれでスサノオとの戦いはそれに徹することにしたのだ。
「しかしな」
「そうしていくわね」
「社長としてそうする」
このことを決めたのだった。
「これからはな」
「それじゃあね」
「そしてだ」
二ノ宮はさらに言った。
「そこまで強くなる、まずはな」
「それじゃあね」
「訓練を続けるぞ」
こう言ってだった。
戦闘要員に訓練をさせて自分もだった。
サポート要員として訓練を行い必要なものを調達させた、そしてだった。
一日を終えると彼は風呂に入って言った。
「戦闘訓練に参加はしなかったが」
「それでもだね」
「色々やって疲れた」
共に湯舟にいる天空寺に答えた、今彼等は大浴場で共に入り疲れを癒している。
「随分とな」
「これが俺達の訓練なんだ」
天空寺は話した。
「これから毎日ね」
「こうしてか」
「訓練をしていって」
そしてというのだ。
「強くなっていこうね」
「そうしてスサノオに勝つ力を得るか」
「そうしていこう」
「そういうことだな、ならやってやる」
二ノ宮の返事は迷いのないものだった。
「そしてだ」
「そのうえでだね」
「あいつに勝ってだ」
そうしてというのだ。
「この世界を支配してネオニートになってやる」
「そうなるんだ」
「絶対にな」
こう天空寺に述べた。
「そうなってやる」
「その意気だから」
「それでだな」
「これからもね」
「訓練をしていくことだな」
「そうだよ」
天空寺も答えた。
「それが大事だよ」
「そういうことだな」
「それでね」
天空寺は二ノ宮に話した。
「これからは毎日ね」
「こうしてだな」
「朝から晩まで訓練だから」
「わかった、だが会社の仕事はな」
「していくんだ」
「どっちもしていく」
天空寺に強い声で答えた。
「実際にそうしていたな」
「今日はね」
「交代でだ」
それでというのだ。
「訓練に行く者とな」
「会社の経営のお仕事をする人になんだ」
「分けている、だが戦闘要員はな」
リムをはじめとする彼等はというのだ。
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