第四百九十一話 迷宮カンパニーからその十一
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「今はな」
「大丈夫ね」
「そうでもないが会社を潰す程ではない」
そこまでいかないというのだ。
「流石にな」
「それは何よりね」
「この二人とシアとランガが戦闘の柱でだ」
二ノ宮はさらに話した。
「あと四人戦闘要員がいる」
「クルツだ」
金髪の青年が名乗り出た。
「宜しくな」
「ミルダよ」
ビキニのダークエルフの女だ。
「私も戦闘要員よ」
「エルマン」
魔法使いの青年である。
「クルツ達とパーティーを組んでいる」
「ガドインだ」
プレートアーマーで身体を覆っている青年だ。
「俺も戦うことが担当だ」
「大体こんな感じだ」
二ノ宮は全員の紹介を終えて述べた。
「それで戦っている」
「いや、まさかこんなに早くお会い出来ると思っていませんでした」
ワニベが言ってきた。
「ライダーの皆さんと」
「確かに速いですね」
ベルザも同意だった。
「思った以上に」
「そうですよね」
「ええ、本当に」
「何しろ向こうの世界に行ったらそこがライダーの人達のお家でしたので」
ファウはそれでと話した。
「よかったですね」
「まあそれで何よりですな」
御成はそれをよしとした。
「ではこれよりお互いのことをお話して」
「そうしてですね」
「共に戦っていきましょう」
こうベルザに話した。
「そうしていきましょうぞ」
「それでは」
ベルザも頷いてだった。
戦士達はお互いのことをあらためて話した、そしてだった。
話が終わってだ、ベルザはこう言った。
「正直ここにいる誰もスサノオとは相容れないですね」
「というかね」
アカリがベルザに話した。
「スサノオは仕事とかはね」
「関係ないですね」
「そうなの、経営とかはね」
「どうでもよく」
「そしてね」
それでというのだ。
「人間らしい活動をしていると」
「そこで、ですね」
「仕掛けてくるから」
だからだというのだ。
「この世界の貴方達にもなのよ」
「仕掛けてきていますか」
「そうなの」
「あの、そこで私達に迷惑をかけることは」
シアはこのことを尋ねた。
「考えていますか?」
「考えてると思うか?」
ユルセンはここはあえて聞き返した。
「あいつが」
「そうした神様ではないですか」
「そういうことは全くな」
「考えないですか」
「もうな」
それこそというのだ。
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