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で落ち込むなよー まかしときー」と、鈴花ちゃんは言っていたけど・・
鳥居が見える所に来たら、鈴花ちゃんが昂君のグループを連れてきて「写真撮ろー」っと、香菜ちゃんに頼んでいた。最初は、みんなで撮っていたんだけど
「昂 今度は ウチとツーショット」と、言って、二人で無理やり並んでいた。
なんでー 昂君と二人なのー 見せつけ? と思って居たら
「今度は 真珠とね 仲良いとこ、記念だからー」と、私を押しやってきた。
私 戸惑いながら昂君と並ぶと
「昂も真珠も もっと くっついて 真珠 笑顔で 昂 もっと 真珠を引き寄せて 記念だよ!」と、鈴花ちゃんはけしかけたもんだから・・昂君は私の肩に手を掛けて、引き寄せた。
それの光景を見ていた何人かが ヨーヨーおふたりさん とかはやし立てていたが、鈴花ちゃんは
「この ふたりは 特別なんだよー 誰かが 相合傘なんか書いたもんだから・・ 責任とれよなー ウチと肩組んで撮ってくれる勇気ある奴がおったら、誰でもええでー」と、大きな声で言ってくれていたのだ。その後、みんなは、何にも言えず・・そしたら、美咲ちゃんが、すーっと鈴花ちゃんの側に寄って行って二人で撮ってもらっていた。
お陰様で、その後は、昂君のグループと一緒できて、私は昂君の隣で見て周れたのだ。そして、周りに誰も居ない時
「あんなのどーってことないよ 俺は聞かれたら 真珠のこと好きだよって ちゃんと言えるよ」って・・。私、その時、昂に飛びつきたかったけど・・。「ありがとう 昂 好き」と、一言、言ったきりだった。その後は、ボーっとしてしまって見たもの何にも覚えていなかった。
「鈴花ちやん ありがとうね いい思い出になったわ」と、帰りの新幹線の中で、お礼を言うと
「そう 良かったね でも、浮かれてて何にも覚えてないんちゃう?」
ずぼし です。私、本当に軽いんだよね と、反省していた。鈴花ちゃん なんでわかるのー。もしかして、魔女なのー
家への帰り道 香菜ちゃんがポツンと言ってきた
「あの写真撮る時にね 鈴花ちゃんが ウチとのってポーズだけやから撮らんでエエでー 真珠のはしっかり撮ってやってやー って あの子 真珠のこと、本当に思いやってるんやねー」
ガーン 魔女じゃぁなくて・・私にとっての恋のキューピットなのかー・・鈴花 ウチの小悪魔も寝てしまっていた。
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