第六十八話 入学式その三十三
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「実際にですね」
「その感じがするわね」
「そうですよね」
「私もそう思うわ、人の心はどうしてもほこりが積もるけれどね」
「いつも意識してですね」
「ほこりを払う必要があるのよ」
このこともおみちの教えです。
「だからね」
「ひのきしんにいさんで人を助けてですね」
「教会でおつとめもしてね」
そうしてです。
「こうして参拝もね」
「することですね」
「そう、ほこりをはらっていきましょう」
こう言ってです。
私は新一君と一緒に教祖殿と祖霊殿の参拝をしました、それから詰所に戻りましたがここでまた新一君の癖性分を見ました。
第六十八話 完
2020・11・26
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