第四百三十三話
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第四百三十三話 夜に食べるもの
今田先生は自身の使い魔達に言った、時間は昼前だった。
「今日は冷えるから鍋ものにしましょう」
「お鍋ですか」
「それにしますか」
「そうお考えですか」
「ええ、それでね」
今田先生はさらに話した。
「あっさりと湯豆腐にしたいわ。あとお野菜も多くね」
「お鍋に入れて、ですか」
「そうして召し上がられますか」
「そうしたいわ、お豆腐にね」
メインのそれにというのだ。
「お葱や白菜、あとは茸ね」
「そうしたものもですね」
「お鍋に入れてですね」
「そのうえで召し上がられますね」
「ご飯はお茶漬けにして」
主食の話もした。
「湯豆腐でお酒を楽しみたいわ」
「わかりました、ではです」
「その様に致しましょう」
「ではお豆腐とお野菜を買って参ります」
「そうします」
「宜しくね、それと」
使い魔達に続けた。
「お野菜はもう一種類欲しいわね」
「そうですか、ではです」
犬の使い魔が言ってきた、白くて垂れ耳の中型犬だ。
「人参はどうでしょうか」
「人参ね」
「はい、それを小さく切りまして」
「お鍋に入れるのね」
「それでどうでしょうか」
「ではそれでね。お豆腐だけでもいいけれど」
湯豆腐はというのだ。
「そちらもいいわね」
「はい、それではですね」
「お野菜はその様にするわ」
「葱、白菜、人参ですね」
「そして茸ですね」
「茸は椎茸にするわ」
茸の具体的な種類も話した。
「そうするわ」
「はい、それではです」
「すぐに買ってきます」
「それでお酒は何にしますか」
「そちらのことはどうされますか」
「そうね、白ワインがいいわ」
酒はこちらだった、こう話してだった。
今田先生は仕事を続けていった、魔女の先生としてのそれは忙しいが充実した素晴らしいものであた。
第四百三十三話 完
2022・1・3
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