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ドリトル先生とめでたい幽霊
第九幕その十

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「そちらに入ってね」
「大阪のお寿司を楽しみますか」
「そうしようね、ちなみにね」
 先生は笑顔でさらにお話しました。
「なんばパークスには行ったけれど」
「あちらですか」
「なんばパークスは大阪球場の跡地に出来たけれどね」
「そうでしたね」
「その大阪球場にね」
 そこにというのです。
「がんこ寿司の看板もあったんだ」
「そうだったんですね」
「うん、野球場には看板もあるね」
「あれがいい宣伝になりますね」
「連日沢山の人が入るからね」
 野球場にというのです。
「だからね」
「それで、ですね」
「いい宣伝になるからね」
「大阪球場にはですか」
「がんこ寿司の看板もあったんだよ」
「そうなんですね」
「うん、じゃあ難波をフィールドワークして」
 先生はまた言いました。
「そしてね」
「なんばグランド花月にも入って」
「それからだよ」
「次はですね」
「うん、がんこ寿司でね」
「そこで晩ご飯ですね」
「そうしようね」
 笑顔で言ってでした。
 先生は難波のフィールドワークにお笑いを楽しみました、それからがんこ寿司で晩ご飯を食べましたがその見事な海の幸達を見てです。
 動物の皆は笑顔になって先生にこう言いました。
「何時見てもね」
「大阪の海の幸はいいね」
「新鮮でしかも種類が豊富で」
「美味しそうだね」
「これだけ海の幸が豊かなのもね」
「大阪だね」
「全くだよ、大阪はお寿司もいいんだ」
 こちらもというのです。
「この通り海の幸がいいからね」
「すぐ目の前に瀬戸内海があるから」
「海に面しているから」
「それでだね」
「海の幸も豊かなんだね」
「昔から沢山食べられたんだ」
 豊富な海の幸がというのです。
「だから食の都にもなれたんだ」
「成程ね」
「よくお寿司は東京だっていうけれど」
「それでだね」
「大阪は海の幸もいい」
「そうなんだね」
「そうなんだ、じゃあね」
 先生は皆にあらためて言いました。
「食べようね」
「そうしようね」
「お酒もあるし」
「楽しもうね」
「晩ご飯もね」
 皆も笑顔で応えてでした。
 楽しい晩ご飯に入りました、そして飲んで食べながら皆は先生に対してお笑いのことについても言いました。
「いや、大阪はお笑いもっていうけれど」
「何か昔のお笑いを観ているとね」
「そっちの方がいい?」
「そんな気がするね」
「舞台も漫才もね」
「落語もね」
「ううん、それは言われることが多いね」
 先生も言います。
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