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ハイスクールD×D イッセーと小猫のグルメサバイバル
第85話 究極に甘い食材はどれだ!オカルト研究部だけの初めての捕獲!後編
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!それにグランドベリー!どれもこれも手に入れるのが難しい超高級食材ばかり!これなら絶対にクリスも食べてくれるぞ!」


 ボーノは小猫達が持ってきた食材を見て希望を抱いた。これなら必ずクリスも食べてくれると信じているようだ。


「イッセー、貴方ボーノさんと仲良くなったの?」
「ええ、休憩中に話をする機会がありまして……よし、それじゃ早速どの食材をクリスが選ぶのか試してみようぜ!」


 イッセーはそう言うと全員が頷き観客席に向かう。ティナとボーノもステージに戻り再び食材をクリスに見せる流れに移った。


「よう、イッセー。お前もこの大会に出ていたのか?」
「ゾンゲか……ってなんて恰好をしているんだ!?」


 偶然隣にいた人物がゾンゲだったらしくイッセーに声をかけてきたが、なぜかゾンゲはお姫様のような恰好をしていた。凄く悍ましい姿にイッセー達は鳥肌が立った。


「ゲームに出てくるドラゴンと言ったら綺麗なお姫様が付き物だろう?だから食材と一緒に用意したのさ。どう、似・合・う?うっふん?」
「おげェ……!?お前のどこが姫だ……悲鳴しか出ねぇよ……!」
「うぷっ……気持ち悪いです……」


 イッセーはゾンゲに力無く怒鳴って小猫は口を押えていた。


 その後三つの食材がステージの上に運ばれた。周りの美食屋達も四天王が選んだ食材と聞いて優勝は間違いなくイッセー、ココ、サニーの誰かだろうと期待する。


「絶対に俺が選んだグランドベリーを食べるに決まってる。小猫ちゃんとルフェイ、そしてテリーが頑張ったんだからな」
「なに言ってんだ、イッセー?クリスはリーア達が俺の代わりに取ってきたミルクジラのミルクを絶対に飲むし。なにせお肌スベスベになるからな」
「ハニードラゴンの蜂蜜は古代に生息していた七色ネッシーの先祖も食べていた食材だ。一番食べやすい食材のはずだ」


 イッセー達は自分の選んだ食材をクリスが食べると言い合った。リアス達もそれぞれが捕獲してきた食材を食べてほしいと願う。


「さあクリス、イッセーさん達が選んだ極上の食材だ。君もきっと気に入るはずだよ」


 ボーノはそう言うがクリスはどの食材にも興味を示さなかった。会場の美食屋達は四天王の選んだ食材すら食べないなんてもう優勝は無理だろうと思ってしまった。


「そんな……俺達が選んだ食材も駄目なのか!?」
「おかしい、クリスは間違いなく食材に興味を持っているはずだ。現に電磁波も活性化している、食欲がわいている証拠だ」
「現に口からパネェ量のよだれ出てるしな。だがそれでも食おうとしねぇなんてどうなってんだ?なんか食べたくないというよりは食べるわけにはいかないって意志を感じるぞ」


 イッセーはクリスが三つの
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