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ハイスクールD×D イッセーと小猫のグルメサバイバル
第85話 究極に甘い食材はどれだ!オカルト研究部だけの初めての捕獲!後編
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「一本釣りです!!」
そして背ビレを掴んでシャークハコガメの体を地中から引き釣り出した。
「ルフェイさん、今です!」
「ギガデイン!」
小猫は上空に向かってシャークハコガメを投げ飛ばしそこにルフェイが巨大な雷を落とした。
如何に俊敏なシャークハコガメでも真上に投げ飛ばされ、そこに真っ直ぐ落ちてくる雷をかわす事は出来ずまともに雷を受けてしまう。
「テリー!斜めから体当たりをお願いします!」
「ワゥッ!」
小猫はテリーに体当たりをしてほしいと指示をするとテリーはシャークハコガメの甲羅の斜め下に体当たりを喰らわせた。
大きな衝撃と雷による痺れで体制を崩したシャークハコガメは背中から地面に落ちてしまい身動きが取れなくなってしまった。
「やりました!」
「でもあれじゃ直に起き上がってしまうんじゃないのですか?」
「大丈夫です。ほら、見てください」
ルフェイが心配するが小猫は大丈夫だと言う。シャークハコガメはじたばたとしていたが直ぐに力を失ったように苦しそうに口をパクパクしていた。
「鮫の中には泳いでいるときに水から酸素を取り込む個体もいるんです。だから泳いでいないと呼吸が出来ません」
「なるほど、シャークハコガメも地中を泳いで呼吸をしていたんですね。でもひっくりかえってしまって動けなくなったから呼吸が出来なくなって弱ってしまったという事ですか」
小猫は鮫の特性を話すとルフェイは何故シャークハコガメが弱ってしまったのか理解した。
「さて、そろそろ起こしてあげないと死んじゃいますね。よっと」
小猫はシャークハコガメを掴むとポイっと投げて起き上がらせた。
「ごめんね、痛くなかった?」
小猫はシャークハコガメに謝るが直ぐに逃げてしまった。
「あれ、逃げちゃった……」
「まあ死にかけたんですからしょうがないですよ。あっ、小猫ちゃん!あそこを見てください!」
ルフェイが指を刺した方向にはまるで龍の長い首のような茎に実った巨大な果実があった。
「あれがグランドベリーですよ!」
「おお、本当に龍の首みたいな形をしていますね。実が頭に見えます」
三人はグランドベリーに近づいて匂いを嗅ぐ。濃厚な甘酸っぱい果汁の匂いが小猫達の食欲を刺激する。
「じゅる……とっても美味しそうですね」
「ちょっとくらいなら食べてもいいんじゃないですか」
「そうですね、ほんの少しだけなら……」
小猫は包丁でグランドベリーを少し切り取ってルフェイとテリーに渡した。
「では頂きます……んんっ!?甘くて酸っぱくて濃厚な風味が口いっぱいに広がりました。ストロ
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