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ハイスクールD×D イッセーと小猫のグルメサバイバル
第85話 究極に甘い食材はどれだ!オカルト研究部だけの初めての捕獲!後編
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しいようだ。
シャークハコガメは一旦地面に潜るとルフェイの背後から攻撃を仕掛けてきた。
「メラミ!」
素早く反撃をするルフェイだがその巨体に似合わない俊敏な動きでメラミをかわすシャークハコガメ、ルフェイに攻撃が当たりそうになるがテリーが割って入り彼女を背に乗せて逃げた。
「ありがとうございます、テリー!」
ルフェイを乗せたテリーは小猫の横に着地する。獲物を見失ったシャークハコガメは止まらずに辺りを動き回っていた。
「あの硬い甲羅が厄介ですね。物理攻撃は効きません」
「でもイオナズンやベギラゴンだと速度も遅いから多分当たらないし、早く落ちるギガデインは溜めるのに時間がかかります。ピオリムなどの補助呪文はできればどうしようもなくならない限りは使いたくないんですよね。修行にならないから」
ルフェイは出来れば補助系の魔法には頼りたくないと言う。自身へのバフや敵へのデバフは確かに便利だがそれに頼ってしまうようになると体が強くならないからだ。
勿論どうしようもない相手が出た場合は使うが今回は使う程の相手ではないだろう。
「えっ?でも前にコカビエルとの戦いで凄い強力な魔法を連発していませんでしたか?そのギガデインって奴も使っていたような気がするんですが?」
「あれは師匠を殺されたと思ってすごく怒ったから……いわゆる火事場のクソ力ですよ。今はとてもじゃないけど出来ません」
小猫は前にコカビエルとの戦いで強力な魔法を連発していなかったかと質問する。それに対してルフェイはイッセーを殺されたと思って出た火事場のクソ力で今は出来ないと返した。
「そういえばシャークハコガメって何で止まらないのでしょうか?疲れないのでしょうか?」
「本当にそうですね、あの体力が羨ましいです」
小猫はどうしてこちらが離れていても常に動き続けているのか疑問に思った。いったん止まってこちらの状況を確認してから攻撃しても良いと思うのだがシャークハコガメは常に動き続けていた。
「もしかして……ルフェイさん!ここは私に任せてくれませんか!貴方は魔法の準備を!」
「小猫ちゃん?」
小猫は何かに気が付いたようでルフェイに指示を出して一人シャークハコガメに向かっていった。獲物を見つけたシャークハコガメは地中に潜ると背ビレを出して向かってきた。
「『肉のカーテン』!!」
小猫は姿勢を丸めて両手で体をブロックするように防御の姿勢に入った。そしてシャークハコガメの背ビレと激突した。
「小猫ちゃん!?」
「ぐうっ……!」
小猫の腕にシャークハコガメの背ビレが食い込んだが切断されることはなく食い止める事に成功した。
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