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ハイスクールD×D イッセーと小猫のグルメサバイバル
第85話 究極に甘い食材はどれだ!オカルト研究部だけの初めての捕獲!後編
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く小猫には効果抜群なようでつい罠にはまってしまったようだ。
「ところで何に足を引っかけたんですか?」
「ツルみたいですね」
小猫が足を引っかけたのは植物のツルだった。何となくそのツルを引っ張ってみると地中からさつまいもが現れた。
「おおっ!運が良いですね!これは『まさつまいも』ですよ!中々発見するのが大変なんですよね。流石は小猫ちゃん、見事な食運ですね!」
「あはは、結果オーライですね」
小猫とルフェイとテリーは思わぬ食材をゲットして三人で分け合った。まさつまいもは摩擦に弱く包丁で切ると摩擦で黒焦げになってしまうらしいが小猫は普通に切ってルフェイに渡した。
「凄いです!どうして黒焦げにならないんですか?」
「えっとここなら切っていいよって食材が教えてくれたとしか……」
「なるほど、切っていい場所があるんですね。これは新発見ですよ!食材の声を聴く力、おそるべしです!」
小猫は何となくやったようだがまさつまいもを包丁で切って黒焦げにならなかったのは初めてだったらしくルフェイは興奮した様子を見せた。
「まあまあルフェイさん、こんなの知れ渡っていないだけで節乃さんや姉さまなら余裕で出来ますよ。そんなことよりも早くまさつまいもを食べましょうよ」
「えぇ……小猫ちゃん凄い人たちに囲まれているせいか自分のやった事の凄さを自覚していないんじゃ……まあいいや、私も食べよっと」
小猫達はまさつまいもをパクリと食べる。
「お芋なのふわっとしていて砂糖みたいに溶けちゃいました!実もとっても甘くて美味しいです!」
「はい!まさつまいも最高ですね!」
「ワォ!」
「あはは、テリーもすっかり人間界の食べ物に慣れちゃったんですね」
三人はまさつまいもを堪能すると先に進みだした。
―――――――――
――――――
―――
「そういえばルフェイさんってグルメ細胞を持っているんですか?」
「持っていますよ。私は摂取型ですね」
「意外です。イッセー先輩は反対しなかったんですか?」
「勿論しましたよ。でも私が何度もお願いして89回目に土下座して許可を得ることが出来たんです」
「随分と粘ったんですね……」
小猫は道中にルフェイにグルメ細胞を持っているのか聞いてみた。するとルフェイはイッセーに何度もお願いして許可を貰ったと語る。
「そのとき師匠は『もしお前に何かあったら俺も責任を取って死んでやる』と言ってくれたんです。不謹慎ですがとっても嬉しかったんですよ」
「そういえば前に私達に豪水をくれた時に似たような事を言ってくれましたね。もしかして……」
「はい、師匠の受け売りです!」
小猫とルフェイは年も近い
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