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ハイスクールD×D イッセーと小猫のグルメサバイバル
第85話 究極に甘い食材はどれだ!オカルト研究部だけの初めての捕獲!後編
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よ、イッセー?」
「いや、普通は「は、はぁ!?そんな訳ないじゃない!」って感じで誤魔化さないか?」
「そんなラブコメ漫画みたいなテンプレ行動しないわよ」
「いやでもお前は成人で祐斗は高校生だぞ?世間体というものが……」
「ハーレム作ってるイッセーには言われたくないんだけど」
「うっ……」
イッセーはティナにそう返されてうろたえた。
「そもそもいつから祐斗の事を……?」
「う〜ん、正直最初は礼儀正しいイケメンな男の子でしかなかったのよね。だってすっごいスクープの方が魅力的だし。でも一緒に旅して何回も自分を守ろうと必死になってくれる男の子がいたら好きにならない?」
「あー……」
確かに最初に興味がなくとも何回も自分のために体を張ってくれるイケメンで素直で礼儀も正しい上に向上心もある男の子がいたら好きになってしまう女性はいるのかもしれない。というか好きになるなとイッセーは思った。
「だからイッセー、祐斗君堕とすの手伝ってよ。あんないい子この先絶対現れないし」
「俺は別にいいけどよ……」
「……駄目だし」
「うん?リン姉?」
「駄目だし!祐斗君はあたしのだし!」
リンはいきなり叫びだした。しかも涙目だ。
「おいおいリン、お前さっき祐斗に興味はないって言って……」
「お兄ちゃんは黙ってて!」
「お、応……」
流石にサニーも鬼気迫る妹に睨まれたら黙ってしまった。
「さっきから黙って聞いてたら……祐斗君は絶対あたしの事が好きだし!香水の事熱心に聞いてくれるし甘いもの食べてるリンさん可愛いですって言ってくれるし!」
「そんなの社交辞令でしょう?祐斗君は私の事いつも必死で守ってくれるのよ?私の事が好きだから守ってくれるのよ!」
「それこそアンタが弱いからだし!イッセーの負担を減らす為に祐斗君が頑張ってるだけだし!」
二人はそう言ってにらみ合う。彼女達の背後には龍と虎がにらみ合っているような残像が浮かんでいた。
「祐斗も罪な男だな……」
「てゆーかさ、下手したらユウが義理の弟になんの?まあ俺は別にいいんだけどさ」
「今占ってみたけど祐斗君もイッセーほどではないが女難の相が出ているね」
イッセー、サニー、ココは離れた場所で二人を見ていた。巻き込まれたくなかったからだ。
「あの……」
「ん?」
そこにイッセーに声をかけてきた人物が現れた。イッセーが振り向くと声をかけてきたのは何とボーノだった。
「ボーノさん、どうかしましたか?」
「いえ、失礼ですが貴方はイッセーさんですか?」
「そうですけど……」
「やっぱり!噂通り若いのですね!」
ボーノはイッセーに本人かと質問した。イッセ
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