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思春期の君と結ばれたい
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ため息を吐くと同時に宗像から、ちょうど二ヶ月後に伏見と泊まりの出張に行くようにと連絡が入る。
姉弟としてパーティーへ潜入する様にとの事。
宿泊先は温泉地の有名高級ホテルで、初の行為はここだと淡島はスイッチが入った。
 
それまでに伏見に少しでも近づき、性的成長をさせて、ホテルでは伏見から求めさせて、騎乗位で伏見をたっぷり喘がせると決めた。
慣れないスーツを着込み、淡島に抱きつき申し訳なさげに湧き上がる性欲に戸惑いつつ身体を求める伏見を見るための二ヶ月が始まる。
 
??????
 
「伏見、室長からの連絡は聞いた?」
始業準備をしつつ伏見に確認をするがあ何も無かったのか伏見は首を傾げて否定する。
「いえ……何かありましたっけ?」
「メールを転送するわね。」
今から伏見に転送する仕事の内容を考えるだけで子宮が疼いて仕方がなかった。「……………………え?潜入?」
「そうよ。伏見はスーツ持ってる?もちろん必要になるから」
「いえ……」
吠舞羅からこちらに来たばかりの伏見は当然の返事
「だと思ったわ。明日の仕事上がりに室長にスーツをオーダーするように言われたから、明日は予定を空けておいて」
淡々と伝えるがオフの伏見を見れるとなると気持ちは高揚した。
「……わかりました」
「じゃ、私は室長に報告があるから、この資料を」
「……はい」
そう言って部屋を出る。淡島
 
 
「ふぅ……楽しみ」
思わず独り言が漏れる程、淡島は浮かれていた。もしかしたらそれは伏見がベッドに押し倒されている時に纏っている服かもしれない。それか温泉地のホテルだから浴衣でもいいだろうと幸い、着付けは完璧だ。
浮かれた気持ちを抑え、それまでの期間この身体に欲情して貰えるようにならないとと背筋を伸ばした。
 
室長とのスケジュール調整を終えて、執務室に戻ると指を舐めている伏見が目に入る。どうやら紙で指を切ったようだがその姿は歳不相応な色気が溢れていてドキリとする。
「絆創膏あるわよ?ほら」
手を差し出すようにじっと見つめるとおずおずと差し出された手は少し乾燥していた。
伏見が礼を言うと手を引こうとするので逃さないようしっかりと掴み、デスクにあったハンドクリームを丁寧に塗り込む。
「自分で出来ますよ……」
「いいのよ。私がしたいんだから」
そのままマッサージをするように触れると伏見がびくりとした。
(ああ、可愛い)
その様子にさらに興奮を覚えてしまう。
「はい、終わりよ」
「ありがとうございます」
 
敏感すぎる伏見に不安になるが伏見とは席も近く見守れる位置。
パーソナルスペースが広い彼のなかにどれだけ近づけるかが鍵となる。
ただ唯一の勝算はあった、それは時より彼からの視線が胸にあること。今までこの胸を特に気にした事は無
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