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展覧会の絵
第二話 吸血鬼その六
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い」
 言うのはこのことだった。
「例え何があろうともね」
「そうなのかしら」
 十字のその断言にだ。雅はだ。
 表情こそそのままだが目の光は否定するものでだ。こう十字に述べたのだった。
「世の中そうもいかないみたいだけれど」
「神が見過ごされるというのかな」
「だって。世の中って結構悪いこと多いじゃない」
 雅は現実から十字に話したつもりだった。少なくとも彼女自身はそう思っていてそのうえで彼に対してだ。その否定するもので述べていくのだった。
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