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魔法科高校の劣等生の魔法でISキャラ+etcをおちょくる話
第二百七十話
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わって申し訳無いけど今日と明日の予定どうなってるか教えてくれない?」
「え?今日は受験のために大学に行くけど…」
「一人で?」
「いや、育と戦場ヶ原行くよ」
「明日の予定は?」
「特に決まってないけど、一応後期第二志望の為に勉強しようかと思ってるよ」
「勤勉だね」
山頂の神社に着いた。
それでもまだ受験の時間には余裕がある。
「おはよう。こよみん、一夏君」
「おはようございます」
「やぁ臥煙」
臥煙は半分俺を無視するように暦さんに目を向ける。
「大変なことになったようだね、君の体は。こよみん」
「いえ大変ってことは…そんなには」
「そうだね。大変なのはどちらかというと余弦の方か。まさか彼女が狙われるとはね。いやーこれは予想外だったよ私としても」
「予想外ってことはないんじゃないですか?何でも知っているでしょうあなたは」
「おいおい、久しぶりに会った友達に対して皮肉かい?こよみん」
「影縫が排除されたのは単純に邪魔だったからだ。
影縫余弦本人じゃなく式神である斧乃木余接が。だから彼女を無力化・無効化するために主の方を始末したってことさ。
指揮系統のトップであるご主人様がいなくなればあのキメ顔童女なんて恐れるに足りないからね。
余接を君の家に送り込んだのは純正の人造怪異である彼女ならば君を守り得るからなんだけど、どうもそれを嫌った奴がいるみたいだ」
「そいつは余接自身には手を出せなかったのだろう。
彼女は純正の怪異だから。
だからご主人様の方に手を出したってこと」
「ちなみに俺はその当のカオスに避けられてるようだからな。手出しはされてない。
まぁその場合でも吸血鬼という格も自由度も高い怪異をわざわざ相手取るとも思えない。
一方コタンジェントはそこまで格も自由度も高くない。
だからコタンジェントが取れる策は二つに一つ。
奴が式神のまま指示待ちの役立たずになるか、それとも怪異としての本文を捨て暦さんを助けるか。
だが怪異の本文を捨てたりすればどうなるか暦さんはよくわかってるでしょ?」
「一夏君の説明を補足すれば、純正の怪異でなくなった斧乃木余接はあちらとしても手を出せる存在となり恐れるに足りなくなるのさ」
暦さんが考え込むような素振りを見せる。
ここまで立て続けに情報を押し付けられるとそりゃぁ情報整理もしたくなるだろう。
「忍ちゃんは今グッスリお休み中かい?こよみん」
「えぇ、最近はすっかり夜行性でしてこの時間は大抵寝ていますね」
「まぁそれは彼女なりに思うところがあるってやつなんだろうね。有事の際に生活をあえて怪異としての本質に近づけているというか」
「我が姉君はぐっすりか。普段のクソ
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