月が示しし、幻想の聖剣。
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ソウル「私のメギドもやられたようだ。だが、仕方ないことだろう」
エビルタイガー「やはり所詮は小悪党か……なら、今度は俺の番だ」
『天界録…』
ゴース・アノウ「ほう、そちらは天使ですか?」
ミカエル「お呼びでしょうか、我が主」
エビルタイガー「お前に任務を下す。闇の剣士が利用してると思われる医療機関を襲撃しろ。医者と患者も含めて殺すことも忘れずにな」
ミカエル「我が主の命に従います」
ソウル「エビルタイガー、私のメギドを囮と見ていたのか?」
ゴース・アノウ「医療機関を襲撃する…………つまり士気を落とすということですね?」
エビルタイガー「そうだ。治療さえできなければ、さすがの闇の剣士もどうすることもできないだろう」
あの小悪党たちを倒した私は鈴奈庵へ向かっていた。もしかすると全て倒したと見せかけてまだ残ってる奴らが襲撃しているかもしれないと思ったからだ。だから私はまだ変身したままだ。
上條「小鈴!無事か!?」
鈴奈庵に到着した私は扉を勢いよく開ける。だがそこにはメギドはいない。そこにいたのは小鈴と阿求、そしてさっきの弟子入りを望む少年…私と阿求を助けた進だった。
小・阿「「上條さん!」」
進「師匠!そっちも無事だったんですね!」
上條「私のことはいい!あの小悪党共は来ていないか!?」
進「いえ、それらしい奴はいませんでした!」
よかった、ここには来なかったか……となると、別の場所にいる可能性が高い。すぐにでもここから出て、その場所に…ん?ふと思ったんだが、この里には警備員とかはいるのか?
ならばそこへ向かおうとした矢先、誰かが入ってきた。ウサギの耳を生やした少女だ。
???「ゼェ…ゼェ…あの、上條さんは、上條大地さんって人はいますか!?」
上條「いかにも私だが。永琳が言ってた弟子とはお前のことか?」
???「はい……鈴仙・優曇華院・イナバです。それより上條さん、急いで永遠亭に来てください!」
上條「まさか、今度は永遠亭に襲撃か!?」
鈴仙「はい!」
ということは、里に襲撃してきた小悪党たちは囮。本命は医療関係の襲撃か。確かにあそこを襲撃されれば、病気やケガなどの対処ができなくなってしまう。
それにあそこにはチルノがいる。このまま放置していたら最悪なことになりかねない!
上條「すぐに行く!お前たちはここで待ってろ!」
進「師匠!俺も!!」
上條「ダメだ!さっきの奴らはたまたま弱かったからよかったが、次の相手はそうはいかないかもしれない!ここで待ってろ!」
私はまた竹林の中を妹紅に案内される。途
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