第四百九十話 運命の決戦〜勝利のビュッフェ〜その十七
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「仕掛けよう」
「わかりました」
ユウキはかろうじて立っていた、だが目は死んでおらず剣も構えている。その状態でジオウに応えたのだ。
「今からやります」
「じゃあいくよ」
「はい、最後の一撃を」
「動きを合わせるとしよう」
ウォズも仲間達に話した。
「そうしてだ」
「一気にですね」
「スサノオを倒すとしよう」
こう言ってだった。ウォズも他のライダー達も。
跳び上がりそこからキックに入る、そしてユウキ達は。
コッコロとキャルが術を放ちユウキとペコリーヌが剣を構えて突進した、そうしてスサノオに攻撃を浴びせ。
四人のライダー達のキックも炸裂した、それでだった。
スサノオは動きを完全に止めた、それで戦士達は攻撃の後で間合いと取って下がり構えなおした、終わりと思ったが万が一に備えてだ。
そうして状況を見るとだった。スサノオは静かに言った。
「これで終わりだ」
「勝ちだね」
「そうだ」
まさにというのだ。
「君達のね」
「やったんだね」
ユウキはスサノオを見据えて言った。
「僕達は」
「そうだ、君達はこの世界でも私に勝った」
スサノオはユウキに答えた。
「確かにな」
「やったということだね」
「その通り、そしてだ」
「次の世界でもまた」
「私は君達と戦う」
ユウキにこのことを告げた。
「そうさせてもらう」
「なら次の世界でも俺達はあんたを倒すよ」
ジオウはスサノオを正面から見据えて答えた。
「そうさせてもらうよ」
「そう言ってくれるか」
「人間だからね」
「そうか、ではまただ」
「会おうね」
「その時を楽しみにしている、それでは去ろう」
こう言ってだった。
スサノオは大爆発を起こしその中に消えた、そして。
後には何も残っていなかった、戦いはこれで終わった。その何もなくなった場所を見てそうしてだった。
ライダー達は変身を解いた、常盤はそのうえで仲間達に話した。
「完全に終わったよ、ではね」
「それではですね」
「俺達が勝ったことをお祝いして」
ユウキに話した。
「そうしてね」
「これからですね」
「皆で飲んで食べてね」
そうしてというのだ。
「祝おう」
「わかりました、今から」
「やばいですね」
ペコリーヌは仲間達がいる方を見て笑顔になった。
「ビュッフェで物凄い量と種類の食べものが用意されています」
「飲みものもだね」
「ジュースやお茶やお酒が」
「その全部をだよ」
「今からですね」
「楽しもう、俺達が勝ったお祝いに」
それにというのだ。
「そうしよう、また戦うことになるけれど」
「今はですね」
「勝ったことを喜んでね」
「お腹一杯飲んで食べるんですね」
「では食べましょう」
コッコ
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