第79話
[2/3]
[8]前話 [1]次 [9]前 最後 最初 [2]次話
いて口を開いた。
「うん、良いよ。トランクス君なら」
「え…!?ほ、本当に…!?」
「本当だよ、でも私は修行でしかトランクス君のことをあまり知らないから…これからトランクス君のことを知っていきたいな…近いうち、デートしよっか?」
「は、ははははいっ!!」
「もっと成長して素敵になった君とずっと一緒になれるのを楽しみにしてるよ」
「え?あ、あの…悟林さん…それって…」
顔を真っ赤にしたトランクスが悟林に言葉の意味を聞こうとした時、悟飯が愕然とした表情で部屋に入ってきた。
「こ、こら悟飯!!今良いとこだぞ!!」
チチが追い出そうとしても悟飯は微動だにしない。
「父さん、これは夢でしょうか?」
「夢じゃねえぞ、悟林がトランクスとずっと一緒にって言ってたじゃねえか」
「嘘だっ!!花より修行と団子の姉さんが異性と交際なんて有り得ない!!」
「悟飯、お前運が良かったねえ。この体がまともならお前を天国行きにしてたよ」
こめかみに青筋を浮かべながら悟林は悟飯に満面の笑みを浮かべる。
「父さん!母さん!悟天!みんなは良いんですか!?姉さんがトランクスと…」
「オラは別に構わねえぞ。トランクスは良い奴だし、悟林のことを良く知ってっから安心して悟林を任せられっぞ」
「うんうん、オラも悟空さと同じ意見だべ。トランクスなら悟林ちゃんも遠慮しねえで済むだろうし絶対良い夫婦になれるべ」
「お姉ちゃんとトランクス君がお付き合いして結婚したら兄弟になるんだよね。トランクス君が義兄ちゃんかー」
悟空もチチも悟天も2人の関係に反対はしないようだ。
姉を昔から知っている悟飯はこの現状を受け入れられず、悟空に最後の手段を頼んだ。
「父さん」
「ん?何だ悟飯?」
「僕を殴って下さい。本気の本気で」
「いいっ!?」
「に、兄ちゃん!?」
「ご、悟飯!?おめえ何を言い出すだよ!?」
「え?悟飯さん?」
「お前とうとう頭がパアになったの?」
悟飯の意味不明な頼みに悟空達は困惑する。
取り敢えず本気の一発を頼まれた悟空は一応悟飯に確認を取ることにした。
「な、なあ悟飯。本当に殴って良いんか?痛えぞ?」
「大丈夫です、父さんのパンチで痛くないならこれは夢ですから」
「ほ、本当の本当に良いんか!?」
「本当の本当です!!」
「お、おお…」
悟飯のペースに飲まれる悟空と言う、普段では絶対に見られない姿にチチ達は唖然となる。
「よし、行くぞっ!!たりゃああああああっ!!!」
悟林が目覚める前に修行をし直してある程度開眼した銀髪の身勝手の極意に変身し、超最適化された拳が悟飯の横っ面に叩き込まれて
[8]前話 [1]次 [9]前 最後 最初 [2]次話
※小説と話の評価する場合はログインしてください。
[5]違反報告を行う
[6]しおりを挿む
[7]小説案内ページ
[0]目次に戻る
TOPに戻る
暁 〜小説投稿サイト〜
利用規約/プライバシーポリシー
利用マニュアル/ヘルプ/ガイドライン
お問い合わせ
2025 肥前のポチ