第十五話 夢があるからその六
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「他の生きものもね」
「可能性あるわね」
「そう思うよ、あと大きなお魚も」
「あるわね」
「それ言ったらタキタロウもだけれど」
「東北の方にいるのよね」
一華はタキタロウの話にも乗った。
「あのお魚は」
「そう言われているね」
「タキタロウは本当にいるのよね」
「確実みたいだよ」
達川はタキタロウについてはこう述べた、確実といったが僅かでも実在しない可能性も考慮してそれで行った。
「どうやら」
「そうなの」
「食べた人もいるし」
「食べた人いるの」
「何でもね」
「それじゃあいるのね」
「それも美味しかったっていうよ」
その味の話もした。
「これがね」
「そうなの」
「山形県の大鳥池っていうお池にいて」
「山形県だったの」
「そこにね、大きさは二メートルか三メートルで」
大きさの話もした。
「実際目撃例も魚群探知機でもね」
「反応あるの」
「そうなんだ、だからいることは」
実在はというのだ。
「どうやらね」
「間違いないのね」
「どうやらね」
「じゃあ私も山形県に行ったら」
「見られるかもね」
そのタキタロウをというのだ。
「実はイトウとかソウギョって言われてるよ」
「そうしたお魚の大きなのね」
「うん、鰻も多き乃は二メートルあるしね」
「二メートルだと大きいわね」
「逆にそこまで大きいと美味しくないらしいけれど」
大き過ぎた鰻はそうだという、それで程々の大きさになればすぐに水槽から出して調理するのである。
「タキタロウは美味しいらしいよ」
「大きくても」
「流石に三メートルって凄いね」
「かなり大きいわね」
「アマゾンにはいるけれどね」
「ピラルクね」
「だったらクッシーも」
ここでこのUMAの話にも戻った。
「そうしたお魚ならね」
「いるかも知れないわね」
「そう思うよ、イッシーもね」
九州の方のこのUMAもというのだ。
「そうしたお魚かな」
「大きなお魚ね」
「あそこそれ位の大きさの鯉がいて」
「鯉って大きいとそれ位あるわね」
「伊勢神宮なんかいるよ」
錦鯉達の中にはだ、伊達に日本第一の社ではないということか。
「それであそこは鮒もね」
「一メートルあるの」
「そこまで大きいのがね」
「鮒でそれは凄いわね」
一華も聞いて驚いた。
「それはまた」
「それでさっき話した二メートルの鰻も」
「いるの」
「だからあそこもね」
イッシーのいる池田湖もというのだ。
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