第十四話 話をしてその十三
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「山に行けばわからないよ」
「ニホンオオカミもいたしね」
「そう、ドリトル先生が発見したよね」
「奈良県と和歌山県の境に」
「あの生きものは絶滅したって言われていたけれど」
「いたし」
「そうした話もあるしね、フクロオオカミだって」
絶滅したという説もあるがというのだ。
「まだね」
「いてもおかしくないわね」
「本当に思うよ、人間の知識なんてね」
それこそというのだ。
「ほんの少しだよ」
「大海の中のね」
「スプーン一杯だよ」
「それ位ね」
「世界はまだまだ広いから」
だからだというのだ。
「ネッシーもね」
「いないって言えないわね」
「それで恐竜も」
「いるかも知れないわね」
「絶対にね、アマゾンに行ったら」
人類最大の秘境とすら言われるこの場所はというのだ。
「まだ色々な生きものがいるだろうね」
「あそこはそうよね」
「ブラジルから来てる子も言ってるね」
「人が滅多に入られない場所でね」
「物凄い自然だってね」
それがある場所だというのだ。
「あそこは」
「そうよね」
「だから今も探検して調査したら」
「生きものの新発見があるのね」
「絶対にね」
そうだというのだ。
「俺はそう思ってるよ、入るのは怖いけれど」
「危険だから」
「うん、凄くね」
アマゾンはというのだ。
「あそこは尋常じゃないから」
「ピラニアとかジャガーとかいてね」
「デンキウナギとかサンゴヘビもいるね」
「ワニとかアナコンダも」
「だから仮面ライダーでもないと」
それこそというのだ。
「生きられないよ」
「生身だとね」
「だから探検隊も必死だよ」
アマゾンに入るならだ、事実最初にこの場所に入った探検隊はそうした生きものに熱さと虫そして疫病に悩まさせられた。
「あそこは」
「そんな場所だから」
「入るのはね」
流石にというのだ。
「怖いよ」
「死ぬかも知れないわね」
「実際にちょっと油断したら死ぬっていうから」
あまりにも危険な場所故にだ。
「あまりね」
「あそこは特別ね」
「そんな場所だから若し恐竜がいても」
それでもというのだ。
「驚かないよ」
「あそこはそうね」
「オオナマケモノもまだいるかもっていうし」
この生きものもというのだ。
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