特別編 ウルトラカイナファイト partFINAL
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『……シュワァッ!』
それ故に。遥か上空から地球人達の営みを見守っていた6人のウルトラマンは、未練を振り切るように宇宙の彼方へと飛び去って行くのだった。
今回の戦果を認められ、正式に宇宙警備隊へと入隊した彼らは、これから様々な惑星に派遣されて行くことになる。もう、この地球に現れることはないだろう。
ここから先の「物語」に、ウルトラマンの力が求められることはない。これからの未来は、人間達の力でしか築き上げられないのだ。
それを理解していたからこそ。彼ら6人も、地球から旅立つ道を選んだのである。
『……ありがとう、ユズル。ありがとう、皆!』
そして、その筆頭であるウルトラマンカイナは。風祭弓弦をはじめとする全ての地球人に、別れの言葉ではなく――感謝の思いを、告げるのだった。
◇
「しかしおやっさん、このコーヒーほんっとに不味いですね」
「逆にどうやればここまで不味く出来るのですか」
「最優先すべきはバリスタの雇用では?」
「よくこれで営業許可が降りましたね」
「シンプルに不味いっす」
「……帰れお前らァアァア!」
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