第78話
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気脈が耐えられる以上の気が流れ込んだら体が壊れてしまいます。悟林さんは気で気脈を強くすることで超究極界王拳を実現しているのです。最も本人は気脈を理解してるかは分かりませんがね…何度もあの技を使って修行していましたから無意識に理解しているのでしょう。」
「はは、自爆なんて笑えるねモロちゃん。この技はお前みたいな奴が使えるような技じゃない。ただ力を振り回すような馬鹿には絶対にね…さて、お前で遊ぶのも飽きたし、そろそろ終わりだよ。超究極界王拳の…」
悟林が額に指を当てて気を集中させていくのを見たビルスがウイスに振り返る。
「おい、ウイス!!」
「はい、ただいま。あなたも手伝いなさい」
「はい!!」
モロと悟林の周辺にバリアを施すのと同時に悟林はとどめの気功波を放った。
「魔貫光殺砲ーーーーっ!!!」
「く…くそお…っ…この俺が…たかだが数百年前に誕生した種族に…!」
気功波が直撃し、そのエネルギーの大爆発に飲み込まれたモロは細胞1つ残さずに消滅した。
「まあ、万が一お前が私に勝とうが、お前なんかがビルス様に勝てるとは到底思えないけどね…お前の実力なんてこんなもんだよ」
「ウイス」
「ええ、モロは完全に消滅しました。流石は悟林さん、有言実行ですね」
「ふん、全く…どこぞの馬鹿2人に爪の垢を煎じて飲ませてやりたいくらいだ。何であいつみたいにスムーズにやれないんだ。詰めの甘い奴らだよ本当に」
未完成の身勝手の極意で挑んだ悟空と、隙を突かれて逃げられた挙げ句にモロのパワーアップを許してしまったベジータは気まずそうな表情だ。
「まあ、良い物を見させてもらったよ。超究極界王拳…面白いじゃないか…久しぶりに本気を出せそうだ…!」
拳を握り締めながら好戦的な笑みを浮かべるビルスだが、やってきた悟林の眠たそうな表情に拍子抜けする。
「ふわああ…」
「な、何だ?」
「ごめん、ビルス様…料理作れそうにない…超究極界王拳はまだ安定してないみたい…極度に肉体と気を酷使したせいか…体に力が入らないし…眠い…お休みぃ…」
そのままうつ伏せで爆睡する悟林にビルスが叫ぶ。
「うおおおおおいっ!!?僕にここまで興奮させといてお預けはないだろうが!!起きろ!おい、起きろーーーーっ!!!」
「どうやら肉体と気を酷使し過ぎたことによって冬眠状態になったようですね。しばらくは起きないでしょう…まあ、ゆっくりと休ませてあげましょう。」
「お疲れ様でした。悟林さん」
メルスが毛布を出すと悟林にかけながら抱き上げた。
「うおおおおおっ!!この怒りをどこにぶつければ良いんだっ!!」
「まあ、よろしいじゃないですかビルス様。悟林さんはまだまだ強くなりますし、楽しみ
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